ラナ・ウォシャウスキー監督、「マトリックス レザレクションズ」は“新3部作の始まり”説を否定
2021年12月28日 11:30

Photo by Steve Jennings/Getty Images
シリーズ通算4作目となる全世界待望の「マトリックス レザレクションズ」(公開中)が、“新3部作の始まり”という噂を、ラナ・ウォシャウスキー監督が否定した。
シリーズ第3弾「マトリックス レボリューションズ」(2003)で完結したはずの「マトリックス」の新作が公開されたことで、ファンの間ではこれが新たな3部作の始まりではないかとの期待が高まっている。
そんななか、米サンフランシスコで行われた「マトリックス レザレクションズ」のプレミアで、AP通信がラナ・ウォシャウスキー監督を直撃。「これは新3部作の第1章だという話がありますが」と質問すると、監督は「何ですって!?」「いったい誰が言ったの? 名前を教えなさい」と驚き、「ノー」と答えた。
なお、ラナ&リリー・ウォシャウスキー姉妹は「マトリックス」3部作の続編製作を長年にわたり否定していた。ラナ・ウォシャウスキー監督は、「マトリックス レザレクションズ」を製作したのは、近年両親が相次いで他界したことが関係していると説明する。ネオとトリニティというキャラクターを復活させ、「マトリックス」の物語を再び紡ぐことが、悲しみを和らげ、癒しを与えてくれたという。
(映画.com速報)