有名俳優の名前も! 「キングスマン」マシュー・ボーン監督が思う、“本物の紳士”とは?
2021年12月18日 16:30

表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織の活躍を描く人気シリーズ最新作「キングスマン ファースト・エージェント」。「マナーが紳士をつくる」という代表的なセリフがあるように、劇中で重要なキーワードとなる“紳士”について、シリーズ全作でメガホンをとったマシュー・ボーン監督が自身の考えを明かした。
本作では、キングスマンの創立に関わる人物として、まさに英国紳士と言える、イギリス名門貴族であるオックスフォード公、そしてその息子コンラッドが、世界大戦を裏で操る、闇の狂団の企みを阻止すべく、仲間と共に立ち上がることとなる。

ボーン監督は、シリーズにとって重要なキーワードとなっている“紳士”とは「礼儀正しく、利己的でないこと」だと語る。本作でのオックスフォード公は、世界大戦という前代未聞の危機を前に“戦争では平和な世は訪れない”という思いから、その情報網を駆使し、国家に属さない諜報機関キングスマンとして、自ら戦いに行くことに。外見の装いだけではなく、内面や騎士道精神こそが、「キングスマン」で描かれる紳士たちの特徴となっている。
また、ボーン監督は「『キングスマン』シリーズには、人が共感する価値観があるのだと思う。紳士というのは多くの人が惹かれる存在ではないかな。自分がそう呼ばれたいと誰もが思っているものだ。『あの人は紳士だ』とか、『あの女性は紳士だ』というのは、最高の誉め言葉だと思うよ」と、シリーズには多くの人が魅了される“紳士”の魅力が詰まっていると語る。
さらに、「誰が紳士かということで言うと、コリン・ファースがそうだね。真の紳士は誰かと問われれば、それはコリンだろう。レイフも紳士だ」と、「キングスマン」シリーズで、ハリー役としておなじみのコリン・ファース、そして、本作でオックスウォード公役を務めるレイフ・ファインズの名前を真っ先に挙げる。「それと、ヒュー・ジャックマンも最高の紳士だね。オバマも紳士だと言えるね。彼らには価値観、高潔さ、誠実さがある」と、「グレイテスト・ショーマン」や「X-MEN」シリーズで知られるヒュー・ジャックマン、そしてバラク・オバマ前米大統領の名前も挙げた。
「キングスマン ファースト・エージェント」は、12月24日から公開。

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