松本まりか、主演配信映画「雨に叫べば」は「自分で言いますが、とにかく面白い」
2021年12月16日 21:19

女優の松本まりか主演で、12月16日にAmazon Prime Videoで配信がスタートした映画「雨に叫べば」のプレミア上映会が東京・丸の内TOEI1で行われた。松本は共演の大山真絵子、モトーラ世理奈、高橋和也、渋川清彦、須賀健太、内田英治監督とともに舞台挨拶。「自分で言いますが、とにかく面白いです」と自信のほどをアピールした。
1980年代の男社会だった映画の撮影現場で奮闘する女性監督を軸にした群像ドラマ。松本はスタッフ、キャストから数々のばり雑言を浴びせられるが「やんややんや言われますが、そのどれもがチャーミング。監督の気持ちもいろいろ分かって、すごく大変だったけれど、早く見てほしいと撮影中から思っていました」と振り返った。

監督を悩ませるアイドル俳優を演じた須賀は「アイドル俳優って肩書は初めてで、いったいなんなんでしょうね」と疑問提起。するとプロデューサー役の高橋が「昔の俺がそうだったよ」と即答。男闘呼組のメンバーとして88年「ロックよ、静かに流れよ」で映画デビューしており、「コンプライアンスもなくて、時代も元気で皆イケイケだった。その熱気が脚本に表れていて、知らない方は圧倒されるかも」と意味深に話した。
松本は、「アイドル俳優が格好つけてばっかりで、ちゃんとやってくれなかった」と不満タラタラ。これには須賀も苦笑いで「須賀健太としてはちゃんとやりましたよ」と抗弁し笑わせた。

自身の体験もベースにしたという内田監督は、「もともと舞台裏を描く映画が好きで、脚本は5年前に書いていた」と説明。そして「新しい形の映画になるのではないかと思う。若い監督たちが次々に起用されるきっかけになってくれれば」と期待した。

松本を18歳の頃から知っており、「あざとかわいいと言われていたけれど、僕は逆だと思う。男の子っぽくて仕事への取り組み方もいい。こういう時しか褒める時がない」と評価。松本は、「監督は全然褒めてくれないというか、何も言ってくれないので本当にうれしい」と感激の面持ちだった。
スクリーンでの上映はこの日1回限りの予定。松本は、「とにかく出演者の皆さんが素晴らしい。ジェットコースターのように過ぎ去って、笑って、ちょっぴり泣ける気がします。年末年始に見ていただけたら」と笑顔でアピールした。
(C)2021東映・東映ビデオ
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「ズートピア2」「アバターF&A」「楓」など超注目作を“500円”で観る!
【知らないとめっっっっっっっちゃ損!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
「ズートピア2」観た人の感想は?
「大好き」「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「メロすぎ」「全員みて」
提供:ディズニー