ぺこぱ・松陰寺、「キングスマン」最新作のアフレコで怒られる 小澤征悦が疑いの目「本当に出てた?」
2021年12月14日 16:23

人気シリーズ最新作「キングスマン ファースト・エージェント」のイベントが12月14日、都内で開催され、日本語吹き替え版声優を務めた小澤征悦、梶裕貴、お笑いコンビ「ぺこぱ」が出席した。
世界大戦の裏に隠された、国家に属さない秘密結社“キングスマン”の誕生秘話が明らかとなる本作。小澤がキングスマン創設に関わる高貴なる英国紳士のオックスフォード公(レイフ・ファインズ)、梶がオックスフォード公の息子で、正義に燃える若き紳士コンラッド(ハリス・ディキンソン)役を務め、ぺこぱの松陰寺太勇は「争いの火種を作るテロリスト」のプリンツィプ役、シュウペイはキングスマンと関わりを持つ「ロシアの有力イケメン貴族」のフェリックス役に抜てきされた。

独特なワードセンスを操る松陰寺は「初めてだったのでだいぶ苦戦しました。最初“松陰寺語”でやってみたのですが、『そういうんじゃないです』ってちゃんと怒られました」と反省。小澤は「本当に出てました?」と疑いの目を向けたが、松陰寺は「本当に出ていたのかなって言うくらい自然にできました。あえて自分のキャラを殺すことで自然な演技をしています」と胸を張った。
シュウペイも「お仕事で一番難しかった」と実感を込め、「小澤さんと梶さんはすごい」と尊敬の眼差し。「俺も初挑戦なんだけれどな」と明かした小澤は、「最初はどうやったらいいかわからず、監督と話しながらやらせていただいた。自分より年齢が少し上なので、声のトーンを下げ気味に落ち着いた声をベースにやらせていただいた」と振り返った。

梶は「日本語版ならではの面白さ、理解のしやすさがある」と吹き替え版をおすすめし、「個人的にはこうやって劇場公開される作品で重要なキャラクターのオーディションに合格したのは、今回が初めてでした。そういう意味でも自分のキャラクターが物語に関わっていくのが感慨深く、自分にとって記念すべき作品になりました」と話していた。
「キングスマン ファースト・エージェント」は12月24日から公開。
(映画.com速報)