上映10周年!最後の見世物小屋を映したドキュメンタリー「ニッポンの、みせものやさん」12月18日からアンコール上映
2021年12月2日 16:00
毎年恒例の見世物小屋が出る新宿・花園神社の酉の市直後の2012年12月上映されるや、異例の口コミで大ヒットしたドキュメンタリー映画「ニッポンの、みせものやさん」が、12月18日から新宿K’s cinemaで上映されることがわかった。
へび女、人間ポンプ、タコ娘、ロクロ首、オートバイサーカス……最盛期には数百軒を数えたという見世物小屋、その最後の一軒と言われる大寅興行社。北海道から九州、日本を縦断するなかで見つめる、一座の暮らしと人情、そして10年にわたる交流から滲み出る、一瞬の人生の輝きを映し出したドキュメンタリー。
昨年と今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、花園神社の酉の市では見世物小屋は開催されなかったが、映画に登場する大寅興行社は健在で興行を続けている。今年のアンコール上映の初日、12月18日には奥谷洋一郎監督のティーチインも開催される。
配信・DVD化の予定はなく、映画館でしか見ることができないため、今回のアンコール上映は貴重な機会となるだろう。12月18日~24日新宿K’s cinemaにてモーニングショー。