「ザ・ビートルズ Get Back」未完成の「アイヴ・ガッタ・フィーリング」を演奏する本編映像公開
2021年11月19日 12:00

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が、世界的ロックバンドの「ザ・ビートルズ」を題材に手がけたドキュメンタリー「ザ・ビートルズ Get Back」。Disney+で11月25、26、27日に3話連続配信される本作だが、このほど、ザ・ビートルズが未完成の「アイヴ・ガッタ・フィーリング」を演奏する本編映像がYoutubeで公開(https://youtu.be/3j0q3Ld7LVE)された。
本編映像で映し出されるのは、1969年1月2日ロンドンのトゥイッケナム・スタジオでの、1カ月に及ぶセッション初日の様子。ポールは「次はE。Gだ。Dだ。」とコードを叫び、ジョージが「曲名は“アイヴ・ガッタ・フィーリング”?」と聞いていることからも、まだ楽曲は完成していない状態であることが分かる貴重な制作風景だ。作詞作曲は、ジョンとポールの共同名義となるレノン=マッカートニー。また、後のポールは、「あれは最高な期間だったよ。私たちは本当に良いバンドだったから、そういう意味でも、このような親密な形であの期間が記録されていることが、この作品の素晴らしさだと思うんだ」と当時を回想している。

本作は、特別に撮影許可を得たドキュメンタリークルーが残した57時間以上の未公開映像と150時間以上の未発表音源を、ジャクソン監督が3年の歳月をかけて復元・編集し、それぞれ約2時間の3つのエピソードで構成。ザ・ビートルズにとって最後のライブとなったロンドンの事務所ビル屋上での42分間の「ルーフトップ・コンサート」をノーカット完全版で収録するほか、最後の2枚のアルバム「アビイ・ロード」「レット・イット・ビー」に収録された14曲の制作過程を初公開。メンバー4人の深い絆や、彼らの音楽の全貌をひも解いていく。
「ザ・ビートルズ Get Back」は 11月25日~27日ディズニー公式動画配信サービス Disney+ (ディズニープラス)にて全3話連続見放題で独占配信。
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