実写版「おそ松さん」トト子は高橋ひかる、イヤミは前川泰之、チビ太は桜田ひより! 特報映像も初披露
2021年11月16日 05:00

人気アイドルグループ「Snow Man」主演でアニメ「おそ松さん」を実写映画化する「映画 おそ松さん」(英勉監督)に高橋ひかる、前川泰之、桜田ひよりが出演していることが明らかになった。高橋はヒロインのトト子、前川は日本中に愛されるキザ男・イヤミ、桜田はおでんへの愛は誰にも負けないチビ太に扮する。
「おそ松さん」は、故赤塚不二夫さんの名作漫画「おそ松くん」に登場する6つ子たちが、20歳を過ぎてもクズでニートで童貞、だけどどこか憎めない大人に成長し、自堕落に過ごす日々を描いたギャグ作品。2015年にアニメ化され3期に渡って放送されたほか、19年には劇場版が公開されるなど人気を博した。
実写映画には、松野家の6兄弟に加え、3人のオリジナルキャラクターが登場。おそ松役を向井康二、カラ松を岩本照、チョロ松を目黒蓮、一松を深澤辰哉、十四松を佐久間大介、トド松をラウールが演じ、オリジナルキャラクターのエンドは渡辺翔太、クローズは阿部亮平、ピリオドは宮舘涼太が息吹を注いでいる。
この日に発表された特報映像では、アニメ「おそ松さん」で長男おそ松の声を務めた櫻井孝宏がナレーションを担当している。松野家の6兄弟はもちろんのこと、発表当時から謎のオリジナルキャラクターとして紹介されていたエンド、クローズ、ピリオドの黒ずくめの姿を確認することもできる。3人は、「物語終わらせ師」として、「おそ松さん」ワールドをかき乱すという。
トト子役の高橋、イヤミ役の前川、チビ太役の桜田のコメント全文は以下の通り。
出演が決まった時からずっとワクワクしていました。実写化ということでプレッシャーもありますし、どうやって実写化するんだろうと不安もありましたが、共演者の方々と一緒に全身全霊で頑張ろうという気持ちになりました。トト子は、皆のアイドルで、キュートなところと、ちょっと毒づくところ、そして本音が出ちゃうところとすごくチャーミングな女の子だと思います。かわいらしさを出すことが私は得意ではないので、アニメを見て、作品も調べ、いかに自分の中のトト子像に近づけられるか、すごく意識しました。Snow Manさんは本当に仲が良くてチーム感バッチリで、その空間に入り込めるようにしていただいてますし、もうついていこうと思いました。映像になったらどうなるんだろうというワクワクするシーン、実写化ならではの魅力、新鮮な面白さがぎゅっと詰め込まれているので、きっと「おそ松さん」の虜になるはずです。
イヤミはすごく個性的でコメディ要素満載なキャラクターなので、そういう役柄に声を掛けて頂いたことがとても嬉しかったです。ただ、一番の問題は歯。この入れ歯に慣れることから始めました。又、イヤミの姑息な感じとか、下品な感じ、どうやったらあのゲスな感じが出るのか、特徴的な表情や体の動きなどを研究して撮影に臨みました。クランクイン前は不安も少しありましたが、初日にトト子とチビ太とカメラ前に立った瞬間、一気におそ松さんワールドに入り込めて、より一層イヤミが伸び伸びと生きてくれています。Snow Manのみなさんは個性豊かで、アクション要素だったり、舞台っぽい要素だったりが出てくる中で、それぞれのキャラクターが生かされていて面白いし、やっぱりみんなキレがあって美しい。そんな共演者や監督に甘えて好き勝手やらせてもらいました。ストレスフルな時期が続いていますが、そんな時に何も考えず、ただただ観て楽しんで、笑えて、スカッとできるような映画ができると思います。是非、この作品の仕上がりを楽しみにしていただきたいと思います。
英監督とは今作で3作目になりますので、英監督が描く「おそ松さん」の世界に安心して飛び込みました。役柄を聞いた時は、どうやってチビ太になっていくのだろう?と未知でしたが、期待も大きかったです。カツラを付けるのに3時間も掛かりますが、支度から撮影まで楽しんでいます。チビ太はツッコミ役で、ある意味、視聴者目線。お芝居をする上でリズムや流れが重要だと感じています。自分なりに研究し、アドバイスをいただいて、現場の皆さんの想いのこもったチビ太が出来上がっていると思います。Snow Manの皆さんは、和やかに撮影が進むように気遣ってくださる優しいお兄さん的存在です。そんな皆さんが実写化した「おそ松さん」の世界をどんな風に駆け回るのか一緒に楽しみにしてくださると嬉しいです。
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