傑作シリーズ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」前日譚ドラマが実現か
2021年11月13日 15:00
米傑作ドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」の企画、制作総指揮を務めたデビッド・チェイスが、続編ドラマの制作を検討していることがわかった。米Deadlineが報じている。
「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」関連作品としては、その前日譚を描く映画「The Many Saints of Newark」が10月に全米で劇場公開されている。オープニング興収は460万ドルと平凡だが、同日配信されたワーナーメディアの配信サービスのHBO Maxでは好調で、ヒュー・ジャックマン主演「レミニセンス」、クリント・イーストウッド主演、監督作「クライ・マッチョ」など同サービスで提供されている映画作品をはるかに上まわる再生回数を記録。また、2007年に放送を終了した「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」の再生回数も急増しているという。
そんななか、ワーナーメディアのアン・サーノフCEOは、「デビッドには、HBO Max向けに『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』関連の新ドラマシリーズの依頼をしています」と発言した。
一方、チェイスは、「The Many Saints of Newark」の舞台である1960年代後半から70年代前半と、「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」の舞台となる1998年以降との間であれば、検討するとコメント。唯一の条件として、「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」の脚本家のひとりで、「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」の企画、制作総指揮を務めたテレンス・ウィンターの参加を求めている。