桜井玲香のキャプテンシーに岡崎紗絵、三戸なつめらが最敬礼! 穐山茉由監督も太鼓判
2021年11月5日 14:51
元「乃木坂46」の桜井玲香が11月5日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われた主演作「シノノメ色の週末」の初日舞台挨拶に、共演する岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、脚本も手がけた穐山茉由監督とともに登壇した。自身にとって初の映画主演作。「何とも言えない高揚感に包まれている。ご覧になった皆さんの反響も楽しみですし、たくさんの人に届けばいいなと思います」と映画の飛躍に期待を寄せた。
取り壊しが決まった母校・篠の目女子高校の校舎に、数年ぶりに集まったシノノメ女子放送クラブの元部員3人。卒業後、それぞれの道を歩む美玲(桜井)、まり(岡崎)、雅美(三戸)が、20代女性が抱える“大人になりきれない”悩みや葛藤をぶつけ合う。「MOOSIC LAB 2018」長編グランプリなどを受賞した「月極オトコトモダチ」で注目を集めた穐山監督の長編商業映画初作品。全国21スクリーンで封切られた。
桜井は初の映画主演を振り返り、「わたしにとって最初で最後の特別な作品。一緒に歩もうとしてくれる人たちとご一緒でき、本当に幸せ者だなと思う」と感無量の面持ち。共演陣から「現場を引っ張ってくれている感覚があり、安心感があって心強かった」(岡崎)、「いろんなプレッシャーがあったと思うが、気さくに話してくれて、自然と仲良くなれた」(三戸)、「わたしにとっては『シノノメ』のキャプテン。大切な存在であり、仲間に加われてうれしい」(中井)と労いの言葉をかけられると、「みんなが支えてくれたから、こんなに楽しんで撮影できた。ありがとうございます」と感謝を示した。
穐山監督も「桜井さんは乃木坂でもキャプテンをやってきて、中心人物として女の子たちを引っ張るイメージがあった」といい、「でも、同時に本人は繊細で真面目。桜井さんに寄せて、軽い当て書きのように、キャラクターも少しずつ変わっていった」と回想。「みんなが現場で仲良くなってくれたので、わたしは何もしなくても安心だった」とキャスト陣のチームワークをたたえた。舞台挨拶では、歌手の佐藤ミキが映画主題歌「東雲の空」を歌唱した。