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山口紗弥加、18歳差の恋を描く「シジュウカラ」に主演! 挑戦の理由は「誰かの“突破口”になればと願うから」

2021年10月25日 06:00

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監督は「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」の大九明子が務める
監督は「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」の大九明子が務める
(C)「シジュウカラ」製作委員会

山口紗弥加が、テレビ東京の「ドラマ24」枠で放送される連続ドラマ「シジュウカラ」に主演することがわかった。監督を「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」の大九明子が務め、2022年1月から放送される。

原作は、漫画家・坂井恵理氏の同名コミック。主人公は売れない漫画家・綿貫忍。結婚15年目の夫と中学生の息子とともに幸せな家庭を築いていたが、どこか満足できない日々を送っていた。そんななか、引っ越しを機に長年アシスタントをしていた売れっ子漫画家のもとを離れ、筆を折る決意も固めた。しかし、10年以上前に描いてた自作が、知らないうちに電子書籍で大ヒット。それを受け、新作を描くことを勧められた忍は、不安を抱きつつも挑戦することになった。アシスタントを募集したところ、応募してきたのは橘千秋という22歳の青年。千秋に心惹かれていくなかで、忍は自分自身の虚ろで不確かな人生観と向き合うことになる。

坂井氏は「映画『勝手にふるえてろ』を観て、大九明子監督に撮ってもらえたら…と、軽い気持ちでプロデューサーにつぶやいた私の希望が叶ってしまい、本当に驚きました」と述懐。「主演の山口紗弥加さんは、インタビューなどを読むと主人公の忍と重なる部分もあり、確かな演技力で存在感のある忍を演じてくれるのではと期待しております。よくある不倫モノとは一味違う、見ごたえのあるドラマになる予感しかしません。放映が待ち遠しいです!」と語っている。

画像2(C)坂井恵理/双葉社

山口が演じるのは、恋と仕事、同時に訪れた“セカンドチャンス”に向き合う主人公の忍。自身の役どころについて「その名の通り言葉を飲み込み耐え忍び、年齢的に少しずついろんなことを諦めながらも、毎日を懸命に、穏やかに過ごそうとする女性」と説明。「若くはなくとも気力・体力ともに充実した40 代で不意に訪れた“人生のセカンドチャンス”に戸惑い、悦び、悩みながら、結局は現実的な選択をしてしまう主人公には共感する部分が多くあります。だからこそ、原作キャラクターを追いすぎず、私自身のリアリティで演じたい。そう思っています」と語っている。

「シジュウカラ」では、成瀬朋一、上田迅も監督を務め、開真理が脚本を担当。22年1月からテレビ東京「ドラマ24」枠で放送スタート。山口、大九監督、チーフプロデューサー・祖父江里奈氏、プロデューサー・北川俊樹氏のコメントは以下の通り。

▼オファーの感想

不倫×サスペンスと聞き、まずはタイトルの「シジュウカラ」を漢字と平仮名に変換しました。「四十からの不倫は、サスペンス」。いただいたお話を有難いなと思いながら、一方で、血に塗れたドロドロの愛憎劇を想像し後退りする自分がいたのも事実です(笑)。

▼原作の感想

予想に反し、妙にリアルな痛みを伴う社会派の作品でした。私には夫も子供もいません。なのに前のめりになってしまうのは、同年代ということと、30代最後に訪れた連続ドラマ初主演の奇跡が主人公に重なるからかもしれません。“18歳差の恋”は私には現実味がありませんが、漫画の世界の御伽噺では終わらせない説得力も感じています。

▼役柄への思い、意気込み

私が演じる綿貫忍は、その名の通り言葉を飲み込み耐え忍び、年齢的に少しずついろんなことを諦めながらも、毎日を懸命に、穏やかに過ごそうとする女性です。若くはなくとも気力・体力ともに充実した40代で不意に訪れた“人生のセカンドチャンス”に戸惑い、悦び、悩みながら、結局は現実的な選択をしてしまう主人公には共感する部分が多くあります。だからこそ、原作キャラクターを追いすぎず、私自身のリアリティで演じたい。そう思っています。

▼視聴者へのメッセージ

「ある属性からの、自立」。私はこの作品をこのように捉えています。もしかしたら、描かれることの大半が拒絶されるかもしれません。それでも挑戦したいと思うのは、この作品が、どこかの誰かの“突破口”になればと願うから。そしてそれは、私自身かもしれないからです。この作品が、ひとりでも多くの方に届きますように……願いを込めて演じます。

大九明子(監督)】
▼原作の感想

ひやっとするサスペンス感があって面白かったです。

山口紗弥加さんの印象

初めてお会いした日は雨でしたが、山口さんはいつも太陽があたってるみたいに眩しそうな目で、ずっとニコニコしていました。40歳から人生を獲得し直す、忍という主人公を一緒に作ってゆくのが楽しみです。

▼視聴者へのメッセージ

結婚している人の恋愛をはじめて描きます。忍とどこまで突っ走れるのか。お見届けいただけたら嬉しいです。

祖父江里奈(チーフプロデューサー)】

結婚している人がパートナー以外の人と恋愛する、いわゆる「不倫モノ」ではありますが、この作品で描きたいのは男女のドロドロではありません。40歳を超えた女性が恋愛だけでなく仕事や夢、そして人生へどう向き合うかをふと立ち止まって考え直す物語です。不倫モノは苦手!とどうか毛嫌いせずご覧いただければと思います。

【北川俊樹(プロデューサー)】

「シジュウカラ」のコミックスを最初に読んだ時、いくつかのワードが頭に浮かびました。「18歳差の恋」「年上の女性」「年下の男性」「女性のキャリア」「夫婦」「性暴力とは」……。そして読み進めていく内に心に残ったのは、閉塞感を抱えて生きる不器用な主人公が何者かを目指すその生き様でした。

女性の生き様を描くのは自信ないが、不器用な人間の生き様なら描いてみたい。そう思い、女性層から圧倒的支持のある坂井恵理先生に恐れ多くもドラマ化の相談をしたところ、ご快諾していただきました。原作の世界観を大事にしながらもドラマならではの展開を盛り込み、新しい年の差ラブストーリーを描いてきたいと思います。

そんな思いに賛同してくださったのが大九明子監督。女性主人公の素晴らしい映画をいくつも演出されています。そして主人公・忍 役には山口紗弥加さん。数々の作品の中で女性を多面的に演じていらっしゃる魅力的なお芝居。大九監督と山口さんの化学反応により、主人公の抱える年が離れた男性への複雑な想い、そして一人の人間が自分の人生と真剣に向き合う姿がどう展開されていくのか……。1月からの金曜日に切ないのに見逃せない、そんな夜がやってきます。是非、ご期待ください。

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