「SW」のデイジー・リドリー、再び宇宙へ 「カオス・ウォーキング」本編導入シーン
2021年10月23日 12:00
トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセンが豪華共演を果たした「カオス・ウォーキング」の本編映像の一部が披露された。「スター・ウォーズ」に続き、再びSFの世界に挑んだリドリーのシーンを収めている。
本作は、ガーディアン賞を受賞した作家パトリック・ネスによる傑作SF小説シリーズの第1作「心のナイフ 混沌(カオス)の叫び1」(訳:金原瑞人、樋渡正人/東京創元社刊)を映画化。西暦2257年、汚染した地球を逃れた人類にとっての新天地を舞台に、地球からやってきたヴァイオラ(リドリー)と、「ニュー・ワールド」で生まれたもっとも若い青年トッド(ホランド)の逃避行が、壮大なスケールで描き出される。
披露されたのは、ヴァイオラら地球人を乗せた宇宙船が墜落するSF的醍醐味の詰まったワンシーン。地球によく似た新世界「ニュー・ワールド」の大気圏突入まで37秒。クルーたちは期着陸態勢を整えるが、謎めいたオーブが機内に充満した途端、ヴァイオラの耳には男性クルーの「おしまいだ!死ぬんだ!」「死ぬのが怖い」「逃げろ!」「なにが起きている!?」という“声”が響き渡る。
この謎めいたオーブは、思考が言語となって外に漏れ聞こえる“ノイズ”であり、墜落と突然の“ノイズ”の出現に先の展開が気になる場面となっている。
「カオス・ウォーキング」は、11月12日から東京・TOHOシネマズ日比谷で公開。