柴咲コウ&井浦新、「神在月のこども」の見どころは「神がかっている」神谷明の声
2021年10月2日 15:17

アニメーション映画「神在月のこども」の完成披露試写会が10月2日、東京・江東区のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、声優を務めた柴咲コウ、井浦新、新津ちせ、神谷明、白井孝奈アニメーション監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。
12歳の少女カンナが、亡き母親に会うために八百万の神々が集まる出雲大社を目指す物語。カンナの母親役の柴咲は、「この企画、脚本と出合い涙が出ました。自分らしく生きることは大人でも大変なのに、カンナが悲しみ、あきらめなどいろいろな思いを抱きながら頑張る姿に背中を押してあげたくなりました」としみじみ話した。

カンナ役の蒔田彩珠は出雲で同時刻に開催された試写会に出席しており、中継で参加。コロナ禍でアフレコは1人ずつ行ったため、母娘は画面越しに“初対面”。蒔田が「初めまして」と呼び掛けると、柴咲は「なんか不思議な時代ですね」と苦笑交じりに応じた。
父親役の井浦は、「思春期の娘を温かく見守っているが、どう接していいのか悩む、世の中の代表する父親像を意識した」と説明。カンナの幼少期を担当した新津は、「走っている時の息遣いや躍動感が伝わってくれたらうれしいです」と笑顔で話した。

映画の見どころを問われると、柴咲は「個人的に」と前置きした上で「神谷明さんの声で育ったので、この場に一緒に立てることも光栄ですし、本当に神がかっています」と感激の面持ち。すると井浦も「僕も神谷さんの声で育った1人。登場するシーンは震えてください」と声優界のレジェンドを強く推し、神谷を「恐れ入ります」と恐縮させた。
原案の段階から参加した白井監督は、「製作の真っ最中にコロナが始まり、コロナとの闘いでもあった。少人数から始めて、たくさんの人の手によって完成した。映画館でたくさんの方に大きなスクリーンで見ていただけることが幸せです」と感慨深げ。柴咲は、「カンナの頑張る姿を自由に感じてください。きっと良い気持ちになれると思います」と自信のほどをうかがわせた。
「神在月のこども」は、10月8日から全国で公開される。
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