森崎ウィン、自ら作曲した楽曲を劇中で深川麻衣に披露「プライベートでは絶対やらない(笑)」

2021年10月2日 11:00


劇中には、森崎ウィンが自ら作った曲を歌うデートシーンも
劇中には、森崎ウィンが自ら作った曲を歌うデートシーンも

森崎ウィン深川麻衣が共演した「僕と彼女とラリーと」が10月1日、全国66館で封切られ、東京・イオンシネマ板橋で初日舞台挨拶が行われた。森崎と深川が登壇し、本作で初共演を果たしたお互いの印象などを語った。

今日も嫌がらせ弁当」の塚本連平監督がメガホンをとり、11月の「FIA世界ラリー選手権(WRC)」の開催地となる愛知・豊田市と岐阜・恵那市を舞台に、自動車競技のラリーを通して若者の夢と再生を描く。森崎が俳優を目指して上京するが父の死をきっかけに帰郷し、やがてラリーに夢中になっていく北村大河、深川が大河の幼なじみでシングルマザーの上地美帆を演じた。冒頭で森崎は、「ちょうど昨日(9月30日)、緊急事態宣言も解かれまして、なんて素敵なタイミングなんだろうと思っていたら、台風が来まして……(笑)」と笑いを誘い、「この日を迎えられたこと、本当に嬉しく思っております」と挨拶した。

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お互いの印象を問われたふたり。深川は「お会いする前から、笑顔が素敵で明るそうな方だなと思っていました。ご一緒してみて、仕事へのストイックさをすごく感じて。猫みたいな方だなと。ストイックな猫ですかね」と断言する。森崎が「相当毛づくろいとかしそうですよね」と返すと、深川は「集中する時のスイッチの切り替え方がすごいですし、自分の時間を持つのがうまい方です。集中したいシーンの前にふらっといなくなって、端の方にいたりして」と、森崎の“猫のような一面”を振り返った。

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一方の森崎は、初対面の台本読みでは深川とあまり話せなかったそう。「本読みって、緊張するじゃないですか。でも現場に入った時に、思った以上にしゃべってくれて。重いシーンでも、場が和むようなことを言ってくれました。僕と深川さんと(共演した)田中俊介くんが同い年なので、3人で話していましたね」と述懐する。MCから「深川さんを動物に例えると何ですか?」と質問が飛ぶと、深川は興味津々の様子。森崎は「動物ですか……ちょっと待ってくださいね」とうろたえながら、「うさぎ! 今日、白いワンピースを着ていらっしゃって、リボンも白でうさぎみたいだなと(笑)」と伝えた。

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劇中では、ミュージカルなどでも活躍する森崎が、歌声を披露するシーンがあるという。深川は「森崎さんファンの方は楽しみにしてほしいシーンがあるんです!」とアピールし、「作曲してたよね?」と問いかける。森崎は、「台本には歌詞だけ書いてあって、監督に聞いたら曲はないと言われたんです。『もしよかったら、役づくりとして曲を作っていいですか?』と聞いて、作らせて頂きました」と説明する。そこで撮影を思い出したのか、「エキストラの方も周りにいるデートのシーンだったんですけど……、デートで歌うって、プライベートでは絶対やらないですね(笑)。すごく恥ずかしかったです」と照れ笑い。深川は「歌がものすごくお上手なので、熱唱ではなく軽やかな鼻歌という感じだったんですが、素敵でした」と賛辞をおくっていた。

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本作の大きなテーマ「チャレンジ」にちなみ、ふたりに「チャレンジしたいこと」を聞く一幕も。森崎は「人生で1回だけバク転をやってみたくて。バク転、できないんですよね。足速そう、運動神経良さそうって言われるけど、至って普通なんですよ……。前転とかハンドスプリングはできるので、前には行けるんですが、後ろに手をつくのが理解できなくて。前に1度成功したんですけど、そのあと失敗してから怖くなっちゃって」と明かす。

「20代は目の前の仕事に対してがむしゃらにやってきたので、30代は趣味も豊かにしていきたい」という深川は、「カメラが好きなので、現像まで自分でできたら良いな」と、夢を膨らませる。「フィルムで撮っているんですか?」という森崎の質問に、「はい。カメラに向けて(ポーズを)きめている写真よりも、素が見える写真が良いですね。友だちや、現場でスタッフさんが働いているところを撮っていて。人を撮るのが好きですね」と、笑顔で語っていた。

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