1987年、5人の若者の夏の一夜をザ・スミスの名曲で彩る青春音楽映画「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」12月公開
2021年10月1日 12:00

1987年、5人の若者が自分を探し、さまよう一夜を、ザ・スミスの名曲で彩る青春音楽映画「SHOPLIFTERS OF THE WORLD」の邦題が「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」に決定し、12月公開される。
87年夏のコロラド州デンバー。スーパーで働くクレオは、大好きなザ・スミス解散のニュースにショックを受け、レコードショップのディーンに「町の連中に一大事だと分からせたい」と訴える。ディーンはクレオをデートに誘うが、クレオは友達に会いに行ってしまう。ひとりになったディーンは、地元のヘビメタ専門ラジオ局に行き「ザ・スミスの曲をかけろ!」とDJに銃を突きつける。
痛烈で独特のスタイルで、80年代イギリスの音楽シーンを席巻した伝説のバンド、ザ・スミスの名曲の数々と、貴重なインタビュー映像を交えた本作では、タイトルの「ショップリフターズ」をはじめ、代表曲の「ゼア・イズ・ア・ライト」「ジス・チャーミング・マン」「心に茨を持つ少年」など20曲以上が使用され、メンバーとの関係や、解散について語る若き日のモリッシーを見ることができる。また、80年代のファッションや空気感を見事に再現し、未来への不安と自分を探す若者の刹那を描く、珠玉の青春音楽映画に仕上がっている。
長年語り継がれた「ザ・スミスファンのラジオ局ジャック事件」に着想を得て本作を監督したのは、「WE ARE X」「JACO」など音楽映画に定評のあるスティーブン・キジャック。ラジオ局をジャックするディーン役を演じるのは、「6才のボクが、大人になるまで。」のエラー・コルトレーン、ディーンが密かに恋する “ショップリフター”クレオ役をNetflixの人気シリーズ「ソーシャルディスタンス」のヘレナ・ハワードが務める。クレオの3人の仲間、マドンナのファッションを完コピするシーラ役にエレナ・カンプーリス。シーラのボーイフレンド、パトリック役にジェームズ・ブルーア、軍隊に入隊が決まり、皆が集まるきっかけとなるビリー役にニック・クラウスなど、新進気鋭の若手俳優が集結。「トゥルー・ブラッド」シリーズのジョー・マンガニエロが、ディーンの突撃に驚きながらも、理解を示すラジオ局DJミッキー役で出演する。
12月から、TOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国公開。
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