黒木華、夫役の柄本佑に安心感「違和感なく、そばにいることができた」
2021年9月11日 12:35

黒木華と柄本佑が9月11日、漫画家夫婦を演じた映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」の公開記念舞台挨拶を都内の劇場で行った。黒木は「違和感なく、そばにいることができた。お互いに変な意識をせず『あっ、そこにいるなあ』って」と安心感を示し、柄本も「僕も同じ印象ですね。非常にすんなり夫婦の感じを出せた」とうなずいた。
漫画家・佐和子(黒木)の新作漫画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」。そこには、自分たちとよく似た夫婦が登場し、さらに佐和子の夫・俊夫(柄本)と編集者の不倫現場がリアルに描かれていた。現実そっくりの展開に、俊夫は精神的に追い詰められる。オリジナル企画のコンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018」の準グランプリ受賞作品の映画化。9月10日に全国73スクリーンで封切られた。
ストーリーの発端となる“不倫夫”を演じた柄本は「俊夫が100%良くない!」と断言しつつ、「自業自得とかじゃなく『しょうがねえやつだな』と思ってもらえるように、人間的な憎めなさを意識した。ただの悪人にはしたくなかったので」と役作りを振り返っていた。

この日の舞台挨拶には黒木と柄本をはじめ、共演する金子大地、奈緒、風吹ジュン、堀江貴大監督も出席。劇中で、俊夫と不倫関係になる担当編集者を演じた奈緒は「竹を割ったような性格で、(一般的な不倫とは)まったく違うベクトルで突っ走る女の子」と役柄を分析。不倫相手となった柄本も「こんなに健康的に不倫する人がいるんだって思った」と独特なキャラクター像に舌を巻いていた。
脚本も手がけた堀江監督は「先読みができない、二転三転する展開にしたいなと念頭に置いていた。(佐和子が描く)漫画が本当なのか、うそなのか。俊夫が翻ろうされるように、お客さんにも心地よい混乱を抱いてもらえれば」と話し、風吹は「とても穏やかな現場。監督が一番楽しんでいた」と明かしていた。
(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
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