映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック
その他情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

戦争は「陳腐な悪」が起こすもの――「アイダよ、何処へ?」監督インタビュー

2021年9月2日 10:00

リンクをコピーしました。
ヤスミラ・ジュバニッチ監督(右)と主演のヤスナ・ジュリチッチ
ヤスミラ・ジュバニッチ監督(右)と主演のヤスナ・ジュリチッチ
(C)2020 Deblokada / coop99 filmproduktion / Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte

第2次世界大戦後の欧州で最悪の大量虐殺事件である「スレブレニツァの虐殺」の全貌と、そのなかで家族を守ろうとした女性の運命を描く「アイダよ、何処へ?」が9月17日に公開される。メガホンをとったヤスミラ・ジュバニッチ監督が、製作過程での困難と現在のスレブレニツァの政治的勢力、「陳腐な悪によって引き起こされるもの」だという戦争の愚かさについて語った。

ジュバニッチ監督は、31歳で発表した長編デビュー作「サラエボの花」で第56回ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞。その後も「サラエボ、希望の街角」など、一貫して故郷ボスニア・ヘルツェゴビナの悲劇、1992~95年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の傷跡を描き続けてきた。

画像2(C)2020 Deblokada / coop99 filmproduktion / Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte

アイダよ、何処へ?」は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争末期に約8000人のイスラム教徒が殺害された大量虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」の全貌と、そのなかで家族を守ろうとしたひとりの女性アイダの姿を描いたヒューマンドラマ。事件から25年目の節目である2020年に製作された。第77回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、第93回米アカデミー国際長編映画賞へのノミネートを果たした。

国連平和維持軍の通訳として働く女性を主人公に、家族を守るため奔走する彼女の姿を通して、事件当時に何が起こっていたのか、虐殺事件の真相を描き出す。1995年、夏。ボスニア・ヘルツェゴビナの町、スレブレニツァがセルビア人勢力によって占拠され、2万5000人に及ぶ町の住人たちが保護を求めて国連基地に集まってくる。一方、国連平和維持軍で通訳として働くアイダ(ヤスナ・ジュリチッチ)は、交渉のなかである重要な情報を得る。セルビア人勢力の動きがエスカレートし、基地までも占拠しようとするなか、アイダは逃げてきた人々や、夫や息子たちを守ろうとするが……。


――母親が家族を守ろうとするドラマを主軸に映画を製作したきっかけは何でしたか?

戦争が勃発したとき私は17歳で、「スレブレニツァの虐殺」が起きた時は20歳でした。我々はスレブレニツァを国連に保護されている安全地帯だと思っていましたが、セルビア人勢力に制圧されたとき、すべてが崩壊しました。国連も、人権も、2度と同じ過ちを繰り返さないというホロコーストの後に立てた誓いも、暴力に屈するしかないのなら、我々には何が残るのでしょうか。このショックは何年も私のなかから消えることはありませんでした。

この事件について映画を作りたいと即座には思いつきませんでしたが、何かしたいという気持ちは常に自分のなかで燃えていました。事件から時間が経ち、ようやく何人の方がどのように殺されたのか分かりました。罪を隠蔽するために、被害者を集団墓地に埋め、また違う集団墓地に移すということが行われていました。

画像3(C)2020 Deblokada / coop99 filmproduktion / Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte

私は、「スレブレニツァの虐殺」の犠牲者の母親たちと出会い、彼女たちの耐えられないほどの悲痛な経験談、そして彼女たちの偉大さに感銘を受けました。彼女たちが苦しみとともに生き抜いてきたこと、復讐心など一切抱かず社会を再構築しようとしてきたこと、ただ正当な裁判、そして息子、夫、家族の遺体との再会だけを望んでいること。これらすべてが、私にとっての製作の糧となっています。

――通訳の女性アイダを主人公に据えた理由を教えて下さい。

女性の目線からこの事件を描きたかったのです。男性による戦争映画はたくさん存在しているし、スペクタクルを撮りたいわけでもありませんでした。私は、戦争は陳腐な悪によって引き起こされるものだと思っています。このことが映画で描かれることは稀です。そのため、人々が101分間ずっと共感できるような優柔不断な女性の主人公に物語を導いてほしかったのです。彼女は国連の通訳で、国連のバッジを持っているため、一般のボスニア市民よりも多くの情報、権限を持っています。しかし、彼女の家族は一般のボスニア市民であるため、2つの世界の狭間にいます。

画像4(C)2020 Deblokada / coop99 filmproduktion / Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte
――「アイダよ、何処へ?」の原題「Quo Vadis, Aida?」は、聖書の言葉です。何を意味するのでしょうか?

私はスレブレニツァの虐殺だけでなく、アイダのスレブレニツァへの帰還を描くことで、映画を現代と繋げたいと思いました。戦犯たちが現在も暮らしているスレブレニツァに帰り、彼らと向き合った女性たちの話を聞いたとき、彼女たちの勇敢さには脱帽しました。このような痛みを抱えながらも皆のことを考えられる心を持つことがどうしてできるのか、自問しました。

主要な戦犯たちには有罪判決が下されていますが、スレブレニツァでは戦争に手を染めた人間が大勢いて、全員が裁きを受けたわけではありません。もし皆が復讐を唱えだしたらボスニアはどうなるでしょうか。いまだに戦火の渦中かもしれません。

聖書にもある話ですが、自分たちが迫害された場所へ戻るという彼女たちの行動に大変感動しました。彼女たちはこの世を超えた何か、聖人たちに帰するものを持っている。私にとっての今日の聖人は女性たち、特にスレブレニツァの女性たちです。そう考え、神話や帰還についての物語を調べました。そして聖書の物語が完璧に合いました。加害者たちがいる場所へのアイダの帰還は、まさに私が彼女の“旅路”に対して感じていたことと同じだったのです。

画像5(C)2020 Deblokada / coop99 filmproduktion / Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte
――映画製作にあたり軍部や当局から反対があったそうですが、撮影はどこで行いましたか?

スレブレニツァでの撮影は無理だと判断を下し、ボスニアの南部で、スレブレニツァの国連基地のセットを作りました。このセットは私にとってとても重要でした。もともとは工場でした。映画製作はポジティブなことです。そういうものを生み出すための場所が、人を苦しめるものに変わるのを見せたかったのです。撮影場所を選ぶのはとても重要でした。

画像6(C)2020 Deblokada / coop99 filmproduktion / Digital Cube / N279 / Razor Film / Extreme Emotions / Indie Prod / Tordenfilm / TRT / ZDF arte

事件(スレブレニツァの虐殺)が起きたのが7月という時期なので、実際に起きたこととは対照的な夏の陽気な色彩を作りたかった。そうやって場所を選び、それから、どのカメラを使うべきか、照明をどうするかを決めました。美しさと人間の邪悪さを対比させるためには、とても重要なことでした。

――紛争は終結しましたが、人種の壁とナショナリズムが強化されてしまったいま、監督の心境はどのようなものでしょうか?

非常に難しいテーマです。現在のスレブレニツァ市長が「スレブレニツァの虐殺は無かった」という否定派であるため、市内で撮影を行うことができませんでした。現在も、90年代と同じ言語、同じ憎悪を用いる政治的勢力が存在しています。人々はこのような勢力が正しくないことを理解しています。公正な平和が保たれており、何も問題がないとはとても言えない状況です。なので、これは非常に難しい質問ですが、我々はこの映画の初回上映をスレブレニツァのメモリアルセンターで、若者に向けて行いました。我々はこの映画が政治に絡められたり、どこかの党派に分類されたりすることを望みませんでした。

この映画は「スレブレニツァの虐殺」についてですが、こんにちの人々に捧げた物語です。ボスニア・ヘルツェゴビナ全域、セルビア、クロアチア、ボスニアの若者たちに映画を見てもらい、上映後に彼らと話し、大変感動しました。セルビア人の男の子は、ずっと涙が止まらなかった。そして友人たちにこの映画を見て、何を、誰を崇拝しているのか知ってほしいと話してくれました。セルビア人のなかには、(スルプスカ共和国軍の参謀総長であった)ラトコ・ムラディッチを英雄と称える人々もいるのです。このことは私に希望を与えてくれました。

アイダよ、何処へ?」は、9月17日からBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

フォトギャラリー

ヤスミラ・ジュバニッチ の関連作を観る



Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

インサイド・ヘッド2の注目特集 注目特集

インサイド・ヘッド2 NEW

【世界でとんでもない異次元ヒット】大人がめちゃめちゃ泣いてるらしい→実際に鑑賞してきた

提供:ディズニー

逃走中 THE MOVIEの注目特集 注目特集

逃走中 THE MOVIE NEW

【家族でお出かけのプロが紹介する注目レジャー】酷暑のなか、涼しい映画館で「逃走中」はいかが?

提供:東映

お隣さんはヒトラー?の注目特集 注目特集

お隣さんはヒトラー? NEW

【設定が秀逸】隣に、ヒトラー激似の人が引っ越してきた。もしかして…本物…?

提供:STAR CHANNEL MOVIES

デッドプール&ウルヴァリンの注目特集 注目特集

デッドプール&ウルヴァリン

【壮絶なまでの絶賛を受ける超話題作】世界が大熱狂中の“イカれた面白さの強刺激作”!

提供:ディズニー

現在、全米第1位&爆ヒット中の映画がコレ!の注目特集 注目特集

現在、全米第1位&爆ヒット中の映画がコレ!

富士山よりデカく新幹線より速い“怪物” VS 生身の人類 勝つのはどっちだ――?

提供:ワーナー・ブラザース映画

映画館が最安500円になる“超・神サービス”の注目特集 注目特集

映画館が最安500円になる“超・神サービス”

知らないと損なオススメ情報、こっそり教えます

提供:KDDI

あのコはだぁれ?の注目特集 注目特集

あのコはだぁれ?

【映画.com激推しホラー邦画みいつけた】あのコに見つかったら殺される…映画館で極上絶叫体験

提供:松竹

劇場版モノノ怪 唐傘の注目特集 注目特集

劇場版モノノ怪 唐傘

【記憶を消してまた観たい】エグ…面白すぎでしょ…知識ゼロで観たら沼から這い上がれなくなった

提供:ツインエンジン

ディズニー好きは「泣かないの無理」の注目特集 注目特集

ディズニー好きは「泣かないの無理」

【この2人は誰?】ハートの女王やシンデレラの娘! 2人がタイムスリップ→若き日の親に会う物語

提供:ディズニー

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンの注目特集 注目特集

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

【映画.com編集長も激ハマり】「とても楽しい映画」 世界最速!?で登場したアカデミー賞有力候補作

提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

関連コンテンツをチェック

シネマ映画.comで今すぐ見る

ナイトサイレン 呪縛

ナイトサイレン 呪縛 NEW

チェコスロバキア出身の新鋭テレザ・ヌボトバ監督が、20年前に少女失踪事件が起きた村を舞台に、現代の魔女狩りを描いたホラー。 人里離れた村で暮らす姉妹シャロータとタマラは、母親の虐待から逃れるため入り込んだ森の中で、恐ろしい事故に遭ってしまう。20年後、消息を絶っていたシャロータは、ある出来事をきっかけに村に帰ってくるが、彼女を受け入れる者はいない。夏至祭が近づくなか、過去のトラウマと対峙するシャロータに対して村人たちは疑念を募らせていき、やがて彼女を魔女と疑って迫害するようになる。 「プリンセス:ルーパー」のナタリア・ジェルマーニが主演を務め、「アウシュヴィッツ・レポート」のノエル・ツツォルが共演。2022年・第75回ロカルノ国際映画祭で最高賞にあたる金豹賞、シッチェス映画祭2022で最優秀長編ヨーロッパ映画賞を受賞した。

ある閉ざされた雪の山荘で

ある閉ざされた雪の山荘で NEW

人気作家・東野圭吾が1992年に発表した同名ベストセラー小説を、「禁じられた遊び」の重岡大毅主演で映画化したサスペンスミステリー。 劇団に所属する7人の役者のもとに、新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く。オーディションは4日間の合宿で行われ、参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。しかし出口のない密室で1人また1人と参加者が消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく。 オーディション参加者の中で1人だけ別の劇団に所属する久我和幸を重岡が熱演し、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗が同じ劇団に所属する個性豊かな役者たちを演じる。監督は「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」の飯塚健。

ダム・マネー ウォール街を狙え!

ダム・マネー ウォール街を狙え! NEW

SNSを通じて団結した個人投資家たちが金融マーケットを席巻し社会現象を巻き起こした「ゲームストップ株騒動」の実話を映画化。ベン・メズリックのノンフィクション書籍を基に「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のクレイグ・ギレスピーが監督を務め、前代未聞の事件の内幕をユーモアたっぷりに描く。 コロナ禍の2020年、マサチューセッツ州の会社員キース・ギルは、全財産5万ドルをゲームストップ社の株に注ぎ込んでいた。アメリカ各地の実店舗でゲームソフトを販売する同社は時代遅れで倒産間近と囁かれていたが、キースは赤いハチマキにネコのTシャツ姿の「ローリング・キティ」という名で動画を配信し、同社の株が過小評価されているとネット掲示板で訴える。すると彼の主張に共感した大勢の個人投資家がゲームストップ株を買い始め、21年初頭に株価は大暴騰。同社を空売りして一儲けを狙っていた大富豪たちは大きな損失を被った。この事件は連日メディアを賑わせ、キースは一躍時の人となるが……。 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・ダノが主演を務め、ピート・デビッドソン、ビンセント・ドノフリオ、アメリカ・フェレーラ、セス・ローゲンが共演。

貴公子

貴公子 NEW

「THE WITCH 魔女」シリーズのパク・フンジョン監督が、巨額の遺産を巡って繰り広げられる攻防戦を予測不能な展開で描いた韓国ノワールアクション。 フィリピンで暮らす貧しい青年マルコは病気の母のため、地下格闘で日銭を稼いでいた。ある日、マルコはこれまで一度も会ったことのない韓国人の父が自分を捜していると聞き、韓国へ向けて旅立つ。マルコは飛行機の機内で、自らを「友達(チング)」と呼ぶ怪しい男「貴公子」と出会う。美しい顔立ちで不気味に笑う貴公子に恐怖を感じて逃げ出すマルコだったが、執拗に追われ徐々に追い詰められていく。 ドラマ「海街チャチャチャ」でブレイクしたキム・ソンホが映画初出演にして主演を務め、魅惑的かつユーモラスな貴公子を熱演。ドラマ「こんにちは?私だよ!」のカン・テジュがマルコを演じ、「君だけが知らない」のキム・ガンウ、ドラマ「ヘチ 王座への道」や映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」のコ・アラが共演。

PARALLEL パラレル

PARALLEL パラレル NEW

心に傷を抱える少女と、アニメの世界へ行きたい殺人鬼が織りなす心の交流を描いた異色のスプラッターラブストーリー。 幼い頃に両親から虐待されていた舞は、自身のつらい過去と折り合いをつけることができず、親友・佳奈とただ時間を忘れて遊ぶだけの毎日を送っていた。そんなある日、舞は美少女アニメキャラクターのコスプレ姿で殺人を繰り返している殺人鬼に遭遇する。舞に興味を抱いた殺人鬼は、正体を隠して彼女に接近。舞は自身の心の傷を、殺人鬼は自分の本当の姿を隠しながらも、2人は強くひかれあっていくが……。 舞役に「いつまでも忘れないよ」の楢葉ももな。監督は、大学の卒業制作として手がけたヒーロー映画「FILAMENT」が高く評価された田中大貴。第15回田辺・弁慶映画祭のコンペティション部門に出品され、映画.com賞を受賞。2022年9月、田辺・弁慶映画祭の受賞作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2022」で上映。2023年7月に単独で劇場公開。

サン・セバスチャンへ、ようこそ

サン・セバスチャンへ、ようこそ NEW

ウッディ・アレン監督が、スペイン最大の国際映画祭であるサン・セバスチャン国際映画祭を舞台に、妻の浮気を疑う映画学の大学教授が体験する不思議な出来事を描いたコメディ。 ニューヨークの大学の映画学を専門とする教授で、売れない作家のモート・リフキンは、有名なフランス人監督フィリップの広報を担当している妻のスーに同行して、サン・セバスチャン映画祭にやってくる。リフキンはいつも楽しそうな妻とフィリップの浮気を疑っているが、そんな彼が街を歩くと、フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」の世界が突然目の前に現れる。さらには、夢の中でオーソン・ウェルズ監督の「市民ケーン」、ジャン=リュック・ゴダール監督の「勝手にしやがれ」の世界に自身が登場するなど、クラシック映画の世界に没入する不思議な体験が次々と巻き起こる。 アレン作品の常連俳優ウォーレス・ショーンがリフキンを演じるほか、ジーナ・ガーション、エレナ・アナヤ、ルイ・ガレルが顔をそろえる。

おすすめ情報

映画.com注目特集 7月26日更新

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る

シネマ映画.comで今すぐ見る

他配信中作品を見る