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ユージン・スミスが撮ったセロニアス・モンク ジャズアーティスト映すドキュメンタリー「ジャズ・ロフト」ビジュアル&予告編

2021年8月28日 07:00

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写真家ユージン・スミスが撮影したセロニアス・モンク
写真家ユージン・スミスが撮影したセロニアス・モンク
(C)1999,2015 The Heirs of W. Eugene Smith.

1950年代半ば、写真家ユージン・スミスがマンハッタンの気鋭ジャズミュージシャンたちによるセッションを記録した録音テープと写真を基に構成したドキュメンタリー映画「ジャズ・ロフト」の予告編とメインビジュアルが公開された。メインビジュアルは、スミスが撮影したピアノを弾くセロニアス・モンクの写真を使用したもの。躍動感あふれ、当時の雰囲気を感じさせる一枚だ。予告編にも数々のスミスの写真が使われている。

戦場カメラマンとして活動後、当時絶大な影響力を誇った雑誌「ライフ」などで意欲的な作品を数多く発表、70年代には水俣病患者を捉えた写真集によって世界に衝撃を与えた写真家、ユージン・スミス(1918~1978)。スミスが1950年代半ばから住んでいたマンハッタンのロフトに連日連夜出入りし、ジャムセッションを繰り広げていたのは、絶頂期を迎えていたセロニアス・モンクや作曲家・ピアニストとして名を馳せる前のカーラ・ブレイ、さらにはズート・シムズ、ホール・オーバートン、ロニー・フリーといった名うてのミュージシャンたち。

ライフ」編集部との軋轢や家族の不和を抱え、逃げるようにこの地へ移り住んだスミスは、ただ純粋に音楽を楽しむためだけに集まった彼らの自由奔放な演奏をつぶさに録音し、シャッターを切ることに没頭。彼らの一挙一投足を逃すまいと部屋中に録音用の配線を張り巡らせ、何千枚もの写真を8年間にわたり撮影した。

ジャズミュージシャンたちの圧倒的な存在感、刹那的な生き様、そして彼らとの交流を通して、人生の岐路に立たされていた写真家は新たな決意を抱く。また歴史的な報道写真の数々を生み出し、ユーモアと気難しさを併せ持つスミスの複雑なパーソナリティが多くの証言者によって明かされるドキュメンタリーだ。10月15日から、Bunkamura ル・シネマほか全国で順次公開。

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