米アカデミー賞9冠「イングリッシュ・ペイシェント」がテレビドラマ化
2021年8月23日 09:00
米アカデミー賞9冠に輝いた「イングリッシュ・ペイシェント」(1996/アンソニー・ミンゲラ監督)のテレビドラマ化が進行中であると、米Deadlineが報じている。
「イングリッシュ・ペイシェント」は、マイケル・オンダーチェによる1992年に英国ブッカー賞を受賞した小説「イギリス人の患者」の映画化。第2次世界大戦下の北アフリカを舞台に、全身に火傷を負ったイギリス人の患者(レイフ・ファインズ)と、彼の看護をすることになったハナ(ジュリエット・ビノシュ)の交流と、患者の回想が並行して描かれる歴史ロマンス。第69回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演女優賞など9部門で受賞した。
現在、英BBCが企画開発の初期段階にあり、ドラマ版は映画版をリメイクするのではなく、オンダーチェの原作を新たに解釈するとのこと。リドリー・スコットが制作総指揮を務めた歴史ドラマ「TABOO」の脚本家エミリー・バルーが指揮を執り、ミラマックス・テレビジョンとパラマウント・テレビジョン・スタジオが共同制作する。