米ワーナー、“劇場公開と同時配信”を取り止め 新基準の「シアトリカル・ウィンドウ」設定
2021年8月12日 11:00
世界最大のシネコンチェーンであるAMCシアターズが、米ワーナー・ブラザースと「シアトリカル・ウィンドウ」に関する新たな契約を結んだことを明らかにした。以前ワーナー・ブラザースが示した、劇場公開と同時配信という方針は改められた。
シアトリカル・ウィンドウとは、映画作品の劇場公開から2次使用開始までの期間のことで、アメリカでは封切りから約90日間と定められていたが、コロナ禍で事実上消滅。2020年末、ワーナー・ブラザースの親会社ワーナーメディアは、21年のワーナー・ブラザース全作品を劇場公開と同時に、同社の動画配信サービスHBO Maxで配信すると発表。映画館関係者のみならず、クリストファー・ノーラン監督らワーナーに縁のある映画作家たちを激怒させた。
このほど、AMCシアターズの定例株主総会において、アダム・アーロン会長兼CEOは、ワーナー・ブラザースが22年に公開する作品について、45日間のシアトリカル・ウィンドウを設けることで合意したと発表。「ワーナーが新作映画の同日配信を止める決断を下したことを、とても喜んでいます」とコメントした。ほかのスタジオとも交渉中ということから、この45日間がシアトリカル・ウィンドウの新規準となる可能性は大いにありそうだ。
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