伊藤万理華、ガニ股&白目の時代劇オタク役で新境地 「サマーフィルムにのって」新場面写真
2021年7月29日 20:00
元「乃木坂46」の伊藤万理華が主演を務める「サマーフィルムにのって」の新たな場面写真が披露された。勝新太郎を敬愛する女子高生を演じた伊藤の姿を切りとり、役作りについても明らかになった。
本作は、時代劇オタクの女子高生が映画制作に挑む姿を、SF要素を織り交ぜながら描いた青春ストーリー。ドラマ、CM、MVなど幅広く手掛ける松本壮史がメガホンをとり、数々の映像作品を共に作り上げてきた劇団「ロロ」主宰の三浦直之が脚本を担当。伊藤のほか、金子大地、河合優実、祷キララと注目の若手俳優陣が出演している。
伊藤が演じたのは、映画部に所属する高校3年生のハダシ。キラキラ恋愛映画ばかり製作する映画部では撮りたい時代劇を作れず、部室の隅っこで悶々と過ごしていた。猫背・ガニ股で歩く“オタクキャラ”のハダシの役作りについて、伊藤は「まずは『座頭市』をはじめ参考となる作品を観て、予備知識をつけました。ハダシの表情や仕草は監督と話し合わずとも、自然と形成していけたように思います。私がハダシとして選ばれた理由がなんとなく分かったので、肩の力を抜いて自分に近い部分を出せました」と明かす。
劇中では白目も披露しており、「遊びで入れた白目は、実際に勝新が白目を剥いて格好良く構える『座頭市』のシーンを観ていたから、自然とそうなっていきました。見た目に関しては、髪の毛をバッサリ切りましたが、あとは……眉家を生やしっぱなしにしたくらいです」と語っている。
披露された写真では、傘を片手に友達と好きな映画の殺陣を再現して遊んでいるシーンや、映画館の前で時代劇のポスターを眺めるシーンを切りとり、フレッシュさと勢いを持つ魅力的なキャラクターになっている。
「サマーフィルムにのって」は、8月6日から東京・新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開。
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