環境活動家グレタ・トゥーンベリの素顔に迫るドキュメンタリー「グレタ ひとりぼっちの挑戦」10月22日公開
2021年7月22日 12:00

世界でもっとも有名な若き環境活動家グレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー「I AM GRETA(原題)」が、「グレタ ひとりぼっちの挑戦」の邦題で10月22日に公開されることが決定した。
「グレタ ひとりぼっちの挑戦」は、トゥーンベリが気候問題に関する専門的知識と揺るぎない覚悟を持ち、国連総長アントニオ・グテーレスやフランスのエマニュエル・マクロン大統領、ローマ教皇など世界のリーダーらと議論を重ねていくさまを捉えている。また、世界から注目を集める1年以上前からトゥーンベリに密着し、犬や馬と戯れるリラックスした姿のほか、アスペルガーの症状について冷静に自己分析する姿、重圧と向き合い葛藤する姿、彼女の様々な行動を支える家族の姿も映し出す。
2018年8月、気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、15歳のトゥーンベリはたったひとりでストックホルムにある国会議事堂前に座り込み、学校ストライキを始めた。自作の看板を掲げ、リーフレットを配りながら通行人の質問にも丁寧に答える。毎週金曜日に行っていたこの行動は「Fridays For Future(未来のための金曜日)」と名付けられ、世界中の若者たちにも次第に浸透。たったひとりで始めたストライキは、数カ月間のうちに国内外へ広がる一大ムーブメントになっていった。その後、19年に米ニューヨーク国連本部で開かれた気候行動サミットで涙ながらに強く訴えたスピーチで、トゥーンベリはさらに世界的な注目を浴びる存在となっていく。
今作の公開に際しコメントを発表。「とにかく私たちが社会に求めているのは、気候変動を危機として捉え、安全な未来を守ってほしいということだけ。映画を見れば、その実現までどれ程遠いのか、“もう時間がない”という科学的なメッセージがまったく伝わっていないということも分かってもらえるはず」と語っている。
「グレタ ひとりぼっちの挑戦」は、10月22日に公開。
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