リアル脱北者たちが語る、北朝鮮強制収容所の真実 「トゥルーノース」メイキング映像
2021年6月23日 10:00

北朝鮮の政治犯強制収容所に生きる家族の姿を3Dアニメーションで描く「トゥルーノース」(公開中)のメイキング映像が披露された。清水ハン栄治監督が、脱北者や元看守らへインタビューする様子が収められている。
金正日体制下の北朝鮮で平和に暮らしていた主人公ヨハンの一家。あるとき、父が政治犯の疑いで逮捕され、母子は強制収容所に入れられてしまう。極寒の収容所での暮らしは凄惨を極めるが、耐え忍びながらも生き延びていく。
メイキング映像は、清水監督が韓国・ソウルを訪れ、そこで暮らす数名の脱北者たちが収容所の実態や思い出を語る姿が収められている。清水監督がインドネシアで制作した映像やラフ画を見せ、脱北者が監修するシーンも。
北朝鮮の強制収容所で保衛員として8年間働いていたという元看守のアン・ミョンチョル氏は、炭鉱や車の修理工場などあらゆる施設があったと収容所の広大さを語る。また、仮名でインタビューに参加したイ・ボクグム氏(仮名)は、猿ぐつわをする前に口のなかに石を入れるという公開処刑の様子を証言している。
メイキング映像は清水監督が自ら編集し、冒頭には「母国の親族を守るため素性を明かせない目撃者も含まれています。彼らの勇気ある証言に心より感謝します」というメッセージが挿入されている。
(C)2020 sumimasen
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