柴咲コウ、「クルエラ」吹き替えの反響を明かす 生き方がリンク「嬉しかった」
2021年6月12日 09:00

「101匹わんちゃん」の悪役の誕生秘話を映画化した「クルエラ」の公開記念舞台挨拶が6月10日、都内で行われ、日本語吹き替え版声優を務めた柴咲コウ、塩田朋子が登壇した。
1970年代のロンドンを舞台に、デザイナーを目指すエステラ(エマ・ストーン)が、カリスマファッションデザイナーのバロネス(エマ・トンプソン)との出会いをきっかけに、悪名高きクルエラへと変貌する姿を描く。クルエラの声優を柴咲、バロネスを塩田が担当している。

周囲からの反響について、柴咲は「友人たちが『すごく合っていたよ』と感想を送ってくれました。私自身は柴咲コウが全面に出る吹き替えにはしたくないなと思っているんですけど、友人の中には『私の生き方や生き様とリンクするところがあったよ』というような感想もいただいて、それは嬉しかったですね」と明かす。

塩田も「これまでも、エマ・トンプソンの吹き替えを何度も担当していることもあり、周りから『やっぱりね』と言われたりとか、母からはやる前から『これあんたでしょ』とか、いろんな反響をもらいました(笑)。最近のエマ・トンプソンは、一癖も二癖もある役がどんどん増えているので、またその役をできて本当に幸せです」と笑顔。
さらに、塩田は「101」のテレビ版でグレン・クローズ演じるクルエラの吹き替えを担当したこともあり、「彼女は叫んでばっかりいるという印象があって、この映画が制作されることをニュースで最初に知ったときは、あのクルエラの前日譚が映画になったんだ。絶対見に行こう!と思っていたので、そのきっかけとなった役が私の元に来るなんて、夢のようなご縁だと思いました」と喜びを語る。

最後に、「どのように感じるかは皆さんそれぞれなんですけれども、絶対面白い作品です。ぜひ本作を見た後に『101』を見てみてください。伏線がたくさんあって本当に面白いし、それを見たらまた劇場に来たくなる作品です」(塩田)、「心の声に従うというのがキーワード。エステラは、悪名高いヴィランだって言われる人物になっていくんですけど、それは『自分が何をしたいかが明確にある』ということ。そんな彼女の強さをくみ取っていただけたら嬉しいです」(柴咲)と、それぞれ観客へ向けてメッセージを送った。

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