「フレンズ」同窓会スペシャル番組が「ワンダーウーマン 1984」に匹敵する人気
2021年6月5日 15:00

提供:Warner Bros./ロイター/アフロ
大ヒットドラマ「フレンズ」の同窓会スペシャル「フレンズ ザ・リユニオン」が5月27日(現地時間)、米ストリーミングサービスのHBO Maxで配信開始となった。
おなじみのオリジナルメインキャストであるジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、リサ・クドロー、デビッド・シュワイマー、マット・ルブラン、マシュー・ペリーの6人全員に加えて、レディ・ガガやBTS、リース・ウィザースプーン、ジャスティン・ビーバー、デビッド・ベッカムなど豪華キャストがゲスト出演した。
HBO Maxは再生回数を発表していないが、米調査会社TVisionによると、配信開始日にはアメリカの29%の家庭が同作を視聴。うち、55.4%が女性で、50%以上が35~54歳の年齢層だったという。
HBO Maxは、2020年クリスマスに配信した「ワンダーウーマン 1984」が大人気を博したが、同作の配信開始日の全米視聴率が32%だったことから、「フレンズ ザ・リユニオン」がかなり好調であることを示している。
なお、TVisionはインターネットに接続したテレビでの視聴のみを調査しているので、コンピューターや携帯デバイスでの視聴は対象となっていない。
「フレンズ」は、20代の若者6人の恋愛や友情、キャリアをコミカルに描いた人気シチュエーションコメディ。1994~2004年に米NBCで放送され、一世を風靡した。
「フレンズ ザ・リユニオン」を制作したワーナー・ブラザースの新ストリーミングサービスHBO Maxは、20年のローンチ時に「フレンズ」全話と「フレンズ ザ・リユニオン」の配信を企画。しかし、新型コロナウイルスの影響で撮影が延期となったため、当初の計画から1年後の配信開始となった。
ちなみに、主演の6人はこのスペシャル番組みの出演で、少なくともそれぞれ250万ドルの出演料を受け取っている。
「フレンズ ザ・リユニオン」は、日本では動画配信サービス「U-NEXT」で配信中。
(映画.com速報)