365日、毎日1本!新映画配信サービス「JAIHO」6月21日スタート 「バーフバリ 伝説誕生 完全版」など独占配信
2021年6月4日 18:15
JAIHOが提供する新たな映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」が、6月21日にスタートすることが発表された。365日、毎日1本新たな作品が配信され、料金は月額770円(税込)。日本で初めて配信される「バーフバリ 伝説誕生 完全版」のほか、日本初の独占配信作品を数多くラインナップしている。あわせて、サービス内容がわかる特報(https://youtu.be/qt-CRCvnLfk)も披露された。
「JAIHO」最大の特徴は、新たな作品を毎日配信し、常に30作品が視聴可能であること。多様性を考慮し、世界中の様々なジャンルやカテゴリーから、映画のエキスパートたちが厳選した「いま見るべき1本」(1作品の視聴期間は30日間)を提案する。サービス開始後、最初の30日間(6月21日~7月20日)は30作品が固定で配信され、7月21日から毎日1作品ずつ、更新されていく形となる。「JAIHO」とは「万歳!」「勝利あれ!」という意味のヒンディー語をもとにしており、その言葉の力強い響きを“すべての映画を称える、悦びと感動の合言葉”として、サービス名に冠したという。
配信作品のラインナップは、世界各国で大ヒットした娯楽作から、一生に一度は見たい巨匠の名作、各国の映画史に残るクラシックなどを網羅。なかでも、「JAIHO」の独占配信作品で編成された「プレミア作品」(日本初公開、または映画祭のみで上映された作品)には、インドのスペクタクルアクション全2部作の第1弾「バーフバリ 伝説誕生 完全版」(初配信)をはじめ、世界的名匠アッバス・キアロスタミの遺作「アッバス・キアロスタミ/24 フレーム」、韓国インディーズの傑作「小公女」、ビム・ベンダースが製作総指揮を務めたドキュメンタリー「ヴィム・ヴェンダース プロデュース/ブルーノート・ストーリー」、ビジャイ・セードゥパティ主演のラブストーリー「’96」、フランスの「ツイン・ピークス」とも呼ばれた「プティ・カンカン」などが揃っている。
さらに、映画配信だけではなく、映画のエキスパートによるコラムや解説も掲載。市山尚三氏(東京国際映画祭プログラミングディレクター、映画プロデューサー)をはじめ、暉峻創三氏(大阪アジアン映画祭プログラミングディレクター、映画評論家)、松岡環氏(インド映画字幕翻訳者、アジア映画研究者)、中野充浩氏(文筆家、ポップカルチャー研究家)、江戸木純氏(映画評論家、プロデューサー)が執筆陣に名を連ねている。またサイト内に「配信希望作品リクエスト受付フォーム」を設け、幅広く映画ファンの声を聞き、編成の参考にするという。
「JAIHO(ジャイホー)」(www.jaiho.jp)は、6月21日正午にサービス開始。PC、スマホ、タブレット、Fire TVで視聴することができる。事前登録はなく、サービス開始以降にアカウント登録が可能で、初回加入時は2週間無料。4K作品を毎月1本配信し、5.1ch音声配信作品を充実させ、旧作は最新デジタルリマスター版が採用される。「プレミア作品」ラインナップの詳細と、「JAIHO」代表・加畑圭造氏のコメントは、以下の通り。
2016年7月に亡くなったイランが誇る名匠キアロスタミの遺作。「写真が撮られた瞬間の前と後では何が起こるのか?」というコンセプトをもとに、映画と写真の統合を試み、固定カメラを用いた絵画のような映像で全24章(各章4分)を構成。映画の概念を打ち砕き、「映画とは何か?」を問う。
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14年の「カイエ・デュ・シネマ」誌が選ぶベストテンで第1位に選ばれた、シュールな展開とブラックなユーモアに満ちたダーク・ミステリー。北フランスの海岸沿いの村に住む悪ガキ、プティ・カンカンとその仲間たちが、村で起こる連続猟奇殺人事件の謎に迫る。
全世界で大ヒットを記録し、インド映画の歴史を変えたスペクタクルアクション。遥か遠い昔、大国マヒシュマティを舞台に、伝説の戦士バーフバリの壮絶な愛と復讐を描いた一大叙事詩を紡ぐ。劇場公開以来、ディスク化も放映もされていない完全版を、日本で初めて配信する。
この度、多様性をテーマにした新しい映画配信サービスJAIHOを開始する運びとなりました。世界では様々な国で、日本ではまだ知られていない名作が生まれています。我々はそんな作品の数々を世界中から探し出し、今、見るべき映画をセレクトし、独占・日本初配信でお届けします。JAIHOで、様々の国の傑作を、旅するようにお楽しみいただければ幸いです。
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