ザギトワ選手、愛犬マサルは「元気」 本人役で出演の映画をアピール
2021年5月24日 15:00

“忠犬パルマ”の実話を描いた日露共同製作映画「ハチとパルマの物語」の上映会が5月23日、秋田・大館市民ほくしか鹿鳴ホールで開催され、本人役で出演するフィギュアスケート金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手、福原淳嗣大館市長、アナスタシア・ラザレフ役のアナスタシアが登壇した。
本作は、旧ソ連時代の1970年代に、2年もの間モスクワのヴヌーコヴォ国際空港で飼い主を待ち続け、今もロシアで多くの人に語り継がれるパルマの物語を映画化した。

ザギトワ選手は「大館に招待していただき、誠に有難うございます。オリンピックが終わってから、私の人生は大きく変わりました。いろんな国を訪れて様々な人と会うことになりました。今はコロナウイルスによる様々な制限がありますが、日本に来てからはちゃんとルールを守って移動し、大館には10時間車に乗ってやってきました」と明かし、観客から拍手が送られた。

続けて、「この映画を見て、自分にとって何が大切なことなのか、それを見つけることができるのではと思います。愛と友情によって、私たちは様々な事が実現可能になります」と本作をアピール。2018年に同県から秋田犬マサルを贈られた縁もあり「マサルは元気です。皆さんによろしくと言ってました」と近況を伝え、「仕事の関係で出張も多いので、様々なところへ行ったり、ずっと不在の時もあります。そんな時よく家族から写真が届きますが、マサルは窓を覗いて私の帰りを待っているようです。それを見ると非常に私も寂しいな、早く会いたいなという気持ちにいつもなりますね」と語った。
ザギトワ選手は、日本とロシアの文化交流の一環として、映画が公開されるタイミングに来日。日露友好の架け橋となる特別フィギュアスケートプログラムを撮影し、後日配信で日本中に披露する。

舞台挨拶後には、映画のロケ地でもある秋田犬の里を訪れ、マサルの兄弟・勝大(しょうだい)と初対面した。新型コロナウイルス感染症対策徹底のため、ガラス越しの対面となったが、「本当にかわいい」と満面の笑みを見せていた。
「ハチとパルマの物語」は、5月28日から全国公開。
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