細田守最新作「竜とそばかすの姫」新ビジュアル披露 秋屋蜻一、池信孝ら参加スタッフも発表
2021年5月22日 09:00
同作は、高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずが主人公。幼い頃に母を亡くし、父との関係にも溝が埋まれていた彼女は、全世界で50億人以上が集うインターネット空間の仮想世界“U”と出合い、“ベル”というアバターで心に秘めた歌を歌うことで世界の人気者になっていく。そんななか、ベルの前に“U”で忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在が現れる。
新ビジュアルには、満点の星空のもと歌姫ベルと竜が向かいあった姿が描かれている。竜のデザインを手がけるのは、書籍「聖ペテロの雪」の装画などを手がけるイラストレーターの秋屋。細田監督が「この人が描く竜が良い!」と選んだ新しい才能だ。
“U”の世界の作画監督を山下、現実世界の作画監督とキャラクターデザインを青山、美術監督を今敏監督作品で知られる池が務める。そのほか、美術設定(プロダクションデザイン)を上條安里、CGディレクターを堀部亮と下澤洋平が共同で担当する。
5月21日からムビチケの販売が開始され、ムビチケ購入者限定で限定SNS企画への参加や映画の制作過程でつくられた画像や動画が閲覧できるキャンペーンもスタートする。「竜とそばかすの姫」は、7月16日から全国で公開。
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奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
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