「キネマの神様」RADWIMPS feat.菅田将暉による主題歌入り予告編が公開!
2021年4月30日 07:00

松竹映画の100周年を記念し、人気作家・原田マハ氏の小説を山田洋次監督が映画化した「キネマの神様」。撮影所で働く盟友同士を演じた菅田将暉と野田洋次郎が、RADWIMPS feat.菅田将暉として初タッグを組み、歌唱する主題歌「うたかた歌」が入った最新予告映像が公開された。
映画は、かつては撮影所で働き、何よりも映画を愛していたが、家族には見放されたダメ親父のゴウを主人公に、時代を超えて繰り広げられる愛と友情の物語。ゴウ役は当初、志村けんさんが務める予定だったが、志村さんが新型コロナウイルス感染症の肺炎により降板。後に死去したことから、かつて志村さんと同じ事務所でもあった沢田研二が意思を継ぎ、代役としてゴウを演じることになった。現在のゴウを沢田、若き日のゴウを菅田将暉が2人1役で演じる。

「うたかた歌」は、野田が作詞作曲、菅田がゲストボーカルを務め、ふたりが演じる劇中のゴウとテラシンの役柄と重なり合うように歌詞に合わせて歌い分けされている。元々は主題歌と意識して制作した楽曲ではなく、野田が作品への愛情とリスペクトを込めて「監督にこのデモをお渡しください」と贈ったものだったという。野田からデモを受け取った本作プロデューサーが曲に感銘を受け、「過去と現代、現実と虚構、そして天国を繋ぐこの特別な曲を、ゴウとテラシンを演じた菅田さんと野田さんに歌ってもらい、主題歌とすることで映画が完成すると確信した」と経緯を語っている。
予告映像では、野田と菅田が切なくも力強く歌い上げるノスタルジックなメロディーにのせられて、かつて恋に胸焦がれたゴウと淑子の過去から夫婦となった現在にかけて築かれていくゴウと淑子の深い愛が映し出されている。本作に対して「あの世界が音としてもこの世にずっと残っていってほしい」という野田の願いが込められた主題歌は、今回の予告のほか、映画のエンドロールでも流れる。撮影の中で生まれた言葉の断片が散りばめられ、映画の登場人物たち、そして志村けんさんの顔が自然と浮かび、登場人物たちへの想いを馳せながら温かく包まれるような、哀愁と希望に満ち溢れた楽曲とエンドロールに、観客はしみじみと心打たれることだろう。
「キネマの神様」は、8月6日から全国公開。
(C)2021「キネマの神様」製作委員会
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