塚田万理奈監督の長編2作目「刻」の応援イベントが無料オンラインで開催中
2021年4月30日 19:00
長野出身の塚田万理奈監督が自身の実体験を基に、10年かけて16ミリフィルムで撮影する長編2作目「刻」の最初の撮影が、4月10日と11日に地元長野で県内の一般の中高生が出演してスタートした。
塚田監督は、初長編映画「空(カラ)の味」で第10回田辺・弁慶映画祭の弁慶グランプリほか4冠を受賞し、テアトル新宿などで劇場公開された。長編2作目となる「刻」は、長野の子供たちが主役で、16ミリフィルムで子供たちの成長に合わせて10年かけて撮影するという自主制作映画。中学生の少女が、友人や家族などの人々と成長していく中で、生死を感じ、人生の美しさを知っていく約10年間の物語を描く。
最初の撮影あわせて、現在、Motiongalleryで製作費調達のためのクラウドファンディングを5月10日まで実施(https://motion-gallery.net/projects/toki)している。映画制作に必要な資金7000万円の内、クラウドファンディングで3000万円を10年間で3回実施する1回目で、4月30日現在、目標金額の1000万円に対して680万円が集まっている。
5月10日のクラウドファンディング終了に向けて、さらに本作について深く理解を広めようと無料オンラインで応援イベントを開催中だ。4月29日には、本作の共同プロデューサーでもあるレバノンのAsmar姉妹が制作した短編映画「The Blind of The Cathedral」の上映とトークが本作のYouTubeチャンネル「刻 TOKI」(https://www.youtube.com/channel/UCmmJXbCuJ6OB_E7HU8tl_PA)で開催された。
5月1日には塚田監督の初監督作「あぐりとなな」の上映とトークが開催される他、3日と5日にも上映&トークを開催予定。さらに1日から10日までの10日間、塚田監督とゲストを交え、オンラインでトークイベントをライブ配信する。Facebook、Twitterからでも視聴可能。この応援イベントは長野県も後援しており、夏の撮影に向けてエキストラ募集もする。
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