Netflix、2021年度のコンテンツ製作予算は170億ドル
2021年4月22日 13:30

世界最大級の動画配信サービスNetflixが、年間で170億ドル以上をコンテンツ製作に投じる計画であることが、2021年度第1四半期の収支報告書で判明した。米バラエティなどが報じている。
Netflixのコンテンツ製作費用は、19年度の139億ドルや、新型コロナウイルスの感染拡大により製作が滞った20年度の118億ドルよりも増加。同社は「新型コロナウイルスの影響で製作が遅延したため、2021年下半期は人気シリーズ作品の新作の割合がかなり高くなります」と発表。「本年度は昨年度よりも多くのオリジナル作品を含む、幅広いタイトルの数々を会員のみなさまにお届けします」と記した。
米Deadlineによれば、特に10~12月に配信予定の作品が多く、ヘンリー・カビル主演で人気ゲームをドラマ化した「ウィッチャー」のシーズン2や、ペン・バッジリー主演のサスペンスドラマ「YOU 君がすべて」シーズン3、「コブラ会」シーズン4が配信予定とのこと。映画作品では、ドウェイン・ジョンソン、ライアン・レイノルズ、ガル・ギャドット共演のアクションコメディ「Red Notice(原題)」や、ジョセフ・コジンスキー監督、クリス・ヘムズワース主演のSFアクション「Escape From Spiderhead(原題)」などがラインナップされている。
なお、21年1~3月にもっとも視聴された新着タイトルは、オマール・シーが主演するフランスのミステリードラマ「Lupin ルパン」。配信開始4週間で7,600万世帯が視聴した。同社は英語以外の言語によるオリジナル作品の製作に意欲的で、メキシコ製作の「そしてサラは殺された」(スペイン語)は、配信開始4週間で推定5,500万世帯が視聴し、アメリカ国内でもっとも視聴された外国語番組となっている。スペイン映画「薄氷」(4,700万世帯)や韓国映画「スペース・スウィーパーズ」(2,600万世帯)も多くの視聴者を獲得したようだ。
一方で、会員増加のペースは鈍化。20年はコロナ禍による“おこもり需要”で会員数が増加したが、21年1~3月の全世界における新規会員数は約400万世帯で、予想を約200万人下回る結果となっている。
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