アネット・ベニング×ビル・ナイ演じる夫婦の別れ、家族の再出発…「幸せの答え合わせ」予告編
2021年4月15日 14:00

アネット・ベニング、ビル・ナイ、ジョシュ・オコナーが共演し、29年連れ添った夫婦の別れと再出発を描く「幸せの答え合わせ」の予告編とポスターがお披露目された。映像には、人生に迷う家族がそれぞれ前を向こうとするさまが静かに、しかし力強く映し出されている。
同作は、「グラディエーター」で第73回アカデミー脚本賞にノミネートされたウィリアム・ニコルソンが、自身の両親との実体験をもとに脚本を執筆し、メガホンをとった意欲作。おかしみと切なさの間を行き来する、家族のリアルなセリフを作り上げており、第44回トロント国際映画祭に正式出品された。
アカデミー賞に4度ノミネートされたベニングが、愛情深く少し強引な妻グレースを演じる。「ラブ・アクチュアリー」で2003年の英アカデミー助演男優賞に輝いたビル・ナイが、真面目で無口な夫エドワードを体現。テレビシリーズ「ザ・クラウン」のチャールズ皇太子役で、第78回ゴールデングローブ主演男優賞を獲得したジョシュ・オコナーが、ふたりの息子で、人付き合いが苦手なジェイミーに扮した。
予告編には、「家族はいつからバラバラに?」という言葉とともに、エドワードがグレースに別れを切り出すシーンが切り取られている。突然の離婚宣言に怒りをあらわにし、夫婦関係をやり直そうとするグレース。「愛していても別れの時は来る」と呟くエドワード。「きっと頑張れる。僕の先を母さんが歩いてくれるから」と、母を支えようとするジェイミー。3人が戸惑いながらも、新しい日々に希望を見出し、“リスタート”しようとする姿がとらえられている。声優、俳優の神尾晋一郎がナレーションを務めた。
ポスターは、グレースがエドワードを後ろからぎゅっと抱きしめる様子や、グレースとジェイミーの神妙な表情を写している。
「幸せの答え合わせ」は、6月4日に神奈川のkino cinema 横浜みなとみらい、東京のkino cinema 立川高島屋 S.C.館、福岡のkino cinema 天神ほか全国で順次公開。
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