ケイト・ウィンスレット、アンモナイト発見の瞬間をハイテンションで再現! 作品への熱い思いを語るインタビュー映像独占入手
2021年4月8日 09:00

ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンが初共演を果たした「アンモナイトの目覚め」のインタビュー映像を、映画.comが独占入手した。ウィンスレットが、本番中にジュラ紀のアンモナイト発掘に成功した裏話や、映画への熱い思いをたっぷりと語っている。
長編デビュー作「ゴッズ・オウン・カントリー」が高く評価されたフランシス・リー監督が、世に忘れられた古生物学者メアリー・アニング(ウィンスレット)と、裕福な化石収集家の妻シャーロット(ローナン)を軸に、孤独を抱えた女性同士の愛を描く。第73回カンヌ国際映画祭をはじめ、アメリカの第47回テルライド映画祭、カナダの第45回トロント国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出された。

19世紀のイギリスに実在したメアリーを体現したウィンスレット。役づくりで化石採集を学んだが、練習ではいくら石を叩き割ってみても、一度も完璧なアンモナイトを採集することができなかったという。しかし本番中に、奇跡が起きた。
「カメラの前で私が石の側面を叩いたらパカッと割れて、中から完璧な化石が現れた。ものすごく興奮したわ! 水が入っていた。ジュラ紀の水が入っていてその場で飲み干した。その瞬間映っていたのが手だけで本当によかった。完全に役を忘れて素の顔で『アンモナイトを見つけた!』と喜んでいた。ようやく見つかって本当にうれしかった。演技とはまったく関係ないけど、それが一番ね。化石採集の虜になった」

ウィンスレットは、アンモナイト発見の瞬間を、ハイテンションで再現する。劇中では無口で無骨な女性に扮しているが、インタビューでは、気さくでチャーミングな素顔をのぞかせた。
さらに話題は、現代でメアリーの物語を描く意義へと及び、「時代が求めている物語だと思う」と述べる。
「今、女性全体がかつてないほど他の女性への関心を高めている。私たちが感心を持っているのは見た目や気分ではなく、女性が持つ“声”よ。女性の発言力が強くなればなるほど、私たちは一体感をより強く社会で示すことができる。歴史上の偉大な女性が多ければ多いほど、女性が鼓舞され、結束が強まる」
「だからこそ今、歴史的な偉業を成し遂げた女性の存在が大切なの。女性の歴史の新章が開いたのだから」と、力強く言葉を紡ぐウィンスレット。最後に、「『どこでどんな人生に生まれついても関係ない。可能性は無限にある。自分をごまかさず、なりたい自分になるために自分の声を使うことほど大切なことはない』。観客にはそう感じてほしい」と、メッセージを託した。
「アンモナイトの目覚め」は、4月9日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。
(C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
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