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「ギルバート・グレイプ」のディカプリオを彷彿 「旅立つ息子へ」新人俳優の高い演技力

2021年3月25日 14:00

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役に入り込むとこんなに変わる
役に入り込むとこんなに変わる
(C)2020 Spiro Films LTD.

イスラエルの名匠ニル・ベルグマンの最新作「旅立つ息子へ」で、自閉症スペクトラムを抱える青年を演じたノアム・インベル。新人ながら高い演技力で魅了するインベルが、役作りについて語った。

本作は、自閉スペクトラム症の息子と父親の絆を描く人間ドラマ。田舎町で暮らしてきたアハロンとウリの父子が引き離されることになり、父親は息子を連れて逃げることを決心する。

ウリを演じたインベルは、イスラエル出身の23歳。第17回東京フィルメックスで特集上映された「山のかなたに」でスクリーンデビューし、「旅立つ息子へ」ではイスラエル・アカデミー賞助演男優賞受賞。「ギルバート・グレイプ」のレオナルド・ディカプリオの再来と評価された。

インベルの父親は自閉症スペクトラム施設の職員として働いており、幼少期から施設の友人と一緒に育った経験がキャラクターへの深い理解につながっている。

インベルのキャスティングの経緯について、ベルグマン監督は「無名の俳優を、と決めていました。ノアム・インベルは一次オーディションから光っていて、彼本来の魅力はもちろん、素晴らしい演技力に感動しました」と絶賛。続けて、「本作が扱うテーマや人物をよく理解していましたが、演じるにはそれだけでは不十分です。彼は徹底的に役作りに取り組んでいました。ウリという愛すべきキャラクターの中には、広い心の持ち主であるノアム自身の個性が生きています。才能あるノアムの輝かしい未来を、私は心から信じています」と今後の活躍に期待する。

インベル自身も、役作りについて「オーディションの時すでに、この役は自分にもらえると確信を持っていたくらい、入念な準備をして臨みました。撮影中はその世界の中に入り込んでいたので、映画が完成した時に初めて物語を外から眺めた気がして不思議な気持ちでした」と語るほど、キャラクターに没入したそう。なお、インベルは本作の出演をきっかけに、自閉症スペクトラムの施設でボランティア活動を行っている。

旅立つ息子へ」は3月26日から全国公開。

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