日本のアニメーション発展に貢献した川本喜八郎と岡本忠成の特集上映開催
2021年3月4日 06:00

日本のアニメーション発展に大きく貢献した二人の映像作家・川本喜八郎と岡本忠成の特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界Vol.2&3」4K修復版(2K上映)が、5月8日から開催される。
川本と岡本はともに、ノルシュテイン同様、ストップモーション撮影(コマ撮り)による立体アニメーションの分野で功績を残した世界的巨匠であり名匠だ。川本はストップモーションアニメの先進国チェコでイジー・トルンカに学び、国際的に評価される数々の傑作を残したほか、TVの歴史人形劇や海外との合作でも知られ ている。岡本は木・皮・布・毛糸・紙・粘土など多様な素材を用いて、主に子ども向け作品の分野で斬新な表現を追求し続けた。川本が能・文楽・日本画の様式を用いて、人の心の闇を幽玄の美の極地から描く作風とするなら、岡本は民話・民芸品・唄・方言などを組み合わせ、ユーモアに溢れつつも心に染み入る温もりを感じる作風といえるだろう。

互いに全く異なる個性を持ちながら、それぞ れ日本文化の典型性と民俗性を表現した稀有なアニメーション作家であり、世界に誇れる文化遺産と言っても過言ではない。上それぞれの代表作5本ずつ合計10本・2プログラムが、日本の最新技術による4K修復版(2K上映)で上映される。なお、国立映画アーカイブでは現在、企画展「川本喜八郎+岡本忠成 パペットアニメーショウ2020」(3月28日まで)が開催中で、人形をはじめとする撮影素材や作品制作 のための様々な資料が展示されている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ

か「」く「」し「」ご「」と「
【予想を突き抜けた”編集部員No.1”】観たらまさかの超良作!! 純度100%の切なさに感情崩壊
提供:松竹