アピチャッポン・ウィーラセタクンが札幌の地下街で映像作品を発表 3つの画面で6つの映像が交差
2021年2月11日 13:00

タイの映像作家アピチャッポン・ウィーラセタクンが、札幌文化芸術交流センター(SCARTS)が企画する「西2丁目地下歩道映像制作プロジェクト」において、4月1日に約7分間の映像作品「The Longing Field(仮題)」を発表する。公共空間で上映されるパブリックアート作品で、高さ約2メートル、幅約12メートルの横長スクリーンを生かし、3つの画面で6つの映像が交差する実験的な作品となる予定だ。
「西2丁目地下歩道映像制作プロジェクト」は、さっぽろ地下街オーロラタウンと札幌市民交流プラザをつなぐ“西2丁目地下歩道”を舞台にした映像制作のプロジェクト。通路上に4つのプロジェクターを設置し、超横長の特殊なスクリーンで毎年数名作家の作品を上映する。
アピチャッポンにとって、初のパブリックアート作品。コロナ感染症の影響で、制作にあたっての来日はかなわなかったが、オンライン経由したやりとりをしながら、制作を進め、今回の映像について「映し出される映像は、過去数ヶ月における“記憶”です。 ブラインドのように、瞬きのように、舞台の緞帳のように、 それぞれの画面は上がったり、降りたりします。 終わることのないノスタルジー。夜でも終わらない脳の活動。 そうしたものの反映でもあります」とコメントを寄せている。
4月1日以降、他作家の3作品とアピチャッポンの作品を加えた4作品でプログラムを組み上映される。詳しいタイムスケジュールは SCARTS公式ホームページ(https://www.sapporo-community-plaza.jp/)で告知する。
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