霜降り明星のせいや「好きだけど嫌いなもの」は「ハズいけど、相方」
2021年2月10日 18:00
アニメと実写を融合させた映画「トムとジェリー」の応援団結成&ゲスト声優発表イベントが、2月10日にesports銀座studioで開催され、「トムとジェリー」シリーズの大ファンを公言する霜降り明星のせいや、粗品、飯豊まりえが登壇。3人がトムジェリ愛を炸裂させ、「好きだけど嫌いなもの」についても語った。
ドジでお調子者のトムと、外見は可愛いけどズル賢いネズミが追いかけっこをする「トムとジェリー」は、1940年の誕生から80周年を迎えた。映画版では、トムとジェリーと絡むヒロイン、ケイラ役に、クロエ・グレース・モレッツが扮する。
「トムとジェリー」について飯豊は「子どもの頃から見てましたし、母親も大好きです」と言うと、粗品も「『トムとジェリー』を嫌いな人はいないんじゃないですか」と言ったあと、今回アフレコに参加できたことについて「まだ夢見心地な感じです」と喜ぶ。せいやも「ほんまに小学校時代からずっと追いかけてきたので、自分らがその世界に入るなんて、すごい経験でした」とうなずく。
飯豊は、公園でトムの演奏を聞く女性とハトDJの2役を、粗品は悪魔バージョンのトム役を、せいやは天使バージョンのトム役を演じた。粗品が「トムって叫び声はあっても、セリフがないからね。今回は天使のトムと悪魔のトムとして、2人でやりあいました」と言うと、せいやも「定番のシーンじゃないですか。この感じをやらせてもらえたのがファンとしてうれしかったです」と喜びを口にした。
粗品は「天使か悪魔かは当日決めますと言われて。『粗品さんは悪魔っぽいので悪魔で』と言われた当日はうれしかったんですが、何日かしてから、あれ?失礼やったんじゃないかと」とブーイング。せいやは「性格で決まったと思います。僕は天使みたいな生き方してるから」とドヤ顔を見せる。
せいやは続けて「粗品の実家の焼肉屋さん、単価10円の肉を、1000円で出してるんです」と悪ノリすると、粗品が「違います」と即座にツッコミを入れ、会場から笑いが上がる。また、飯豊はアフレコで笑ってしまったそうで「せいやさんの天使がハマってました」と太鼓判を押した。
また、トムとジェリーにちなみ「好きだけど嫌い」というものについて聞かれた3人。飯豊は「自分です。常にこうすれば良かった、ああすれば良かったと思っちゃうので。もっと器用になりたいと思うけど、自分しか好きになれる人がいないので、大嫌いだけど好きになりたい」と言うと、粗品とせいやは「ええ!」と驚く。
せいやは「ハズいとかなるかもやけど、相方っすかね」と照れながら告白すると、粗品から「きもいな」とツッコまれる。せいやは「お笑いコンビっぽくないですか。嫌いやけど、ずっと2人でいたほうが面白い」と言うと、粗品も「そうね」と同意。ちなみに粗品は「麻婆豆腐。めっちゃ好きやけど、お腹を壊してしまう」と答え、せいやから「全然テイストが違うやなないか」とツッコまれた。
続いて、三択クイズや「トムとジェリーとしたいこと」を描くお絵かきなどで会場を盛り上げた3人。最後に、トムとジェリーから託されたたすきを掛けた3人が、応援団として力強く宣誓をした。
「トムとジェリー」は3月19日から全国公開。