シュワ息子が体現した“得体の知れない”空想上の親友 「ダニエル」不気味な新カット入手
2021年1月20日 13:00

アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーと、ティム・ロビンス&スーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスが共演した映画「ダニエル」の新場面写真を、映画.comが独占入手した。
イライジャ・ウッドが製作を務めた本作は、心に傷を抱えた青年と、圧倒的カリスマ性を持つ妖しくも美しい“空想上の親友(イマジナリー・フレンド)”の関係を描いたスリラー。両親の離婚により暗い幼少期を過ごしていたルーク(マイルズ・ロビンス)の支えは、ダニエル(パトリック・シュワルツェネッガー)という自分以外には見えない親友の存在だった。ある事件をきっかけにダニエルを封印したルークだったが、時が経ち不安と孤独に苛まれ、長年の封印から彼を呼び戻す。やがてルークの人生は順調に進み始め、いつしかダニエルを必要としなくなっていった。しかし、ダニエルはそれを許さず、次第にルークを支配しようと動き出す。

場面写真がとらえているのは、笑顔に反して、どこか“不気味さ”をにじませているダニエルの姿。劇中では、彼の視線や佇まい、ひとつひとつの細かい動きが物語に緊張感を与えている。パトリック・シュワルツェネッガーは、この“得体の知れない”存在感を放つダニエルを演じるにあたり、自ら積極的に役作りに励んでいたという。

アダム・エジプト・モーティマー監督は「私がパトリックのことで気に入ったのは、彼がダニエルの外見について提案してくれたことです。彼はダニエルを“何かの生き物”であることを意識して、キャラクターを作ってくれました」と説明。ダニエルを演じるには“自由である”ことがキーになると確信していたようで「撮影初日、テイクの途中で私はパトリックに踊るように言いました。パトリックはその意味を理解するのに一瞬時間がかかったのですが、ダニエルは想像上の人物であり、それゆえに完全に解放された自由なキャラクターであることに気づいてくれました」と振り返る。
モーティマー監督「するとパトリックは、楽しくスタイリッシュで、アナーキストな動きを始めてくれたのです。そして完全に解放されたようでした。撮影を進めていくうちに、ダニエルはどんどん実験的で遊び心のあるキャラクターになっていき、地に足の着いた人間的なキャラクターでは決して出来ないような瞬間を生み出していくのがわかりました」
「ダニエル」は、2月5日から東京・新宿武蔵野館、渋谷パルコ8F WHITE CINE QUINTO、グランドシネマサンシャインほか全国公開。R15+指定。
(C)2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

この絶品、まだ観てないの?
【中毒者、大量発生中】配信直後から超爆裂ヒット&世界記録樹立の“極大刺激作”!
提供:JCOM株式会社

死霊館 最後の儀式
【怖い!楽しい!観たことない――!!】超人気ホラー最新作! “最後の頂上決戦”、開幕!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

好きで好きで、たまらない一作に出合いました
北村匠海×林裕太×綾野剛の青春と絆が、愛おしくて、狂いそうになる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート

人生を心から楽しむ、生きる力をくれる映画
【映画出演124本目の最新作】きっと、あなたの人生の“大切な1本”になる――
提供:キノフィルムズ

なんだこの映画は…!!
【いやめちゃくちゃ面白かった!!!】音、物語、ビジュアル、全て高品質の“強”推奨作!!
提供:ディズニー

この衝撃作を知ってるか?
“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート