繰り返される“今日”から抜け出せる?タイムループラブコメ「パーム・スプリングス」21年春公開
2020年12月7日 12:00
1月に開催されたサンダンス映画祭でプレミア上映され、同映画祭史上最高額で売買された話題作「Palm Springs(原題)」が、「パーム・スプリングス」の邦題で2021年春に公開されることが決定した。
同作は、米カリフォルニアの砂漠のリゾート地パーム・スプリングスで行われた結婚式で出会った呑気な青年ナイルズと、花嫁の介添人の女性サラを軸に展開されるタイムループラブコメディ。
結婚式のパーティでロマンチックなムードになったナイルズとサラだったが、突然ナイルズが謎の老人に弓矢で襲撃され、肩を射抜かれてしまう。ナイルズは矢が刺さったまま、近くの洞窟へと逃げ込む。サラも後を追っていくが、洞窟のなかで赤い光に引き込まれ、目覚めると結婚式当日の朝に戻っていた。状況が飲み込めないサラがナイルズを問い詰めると、彼はすでに何十万回も“今日”を繰り返しているという。タイムループに巻き込まれてしまったサラとベテランタイムルーパーのナイルズに“明日”は来るのか――。
ナイルズ役を人気コメディドラマ「ブルックリン・ナイン-ナイン」のアンディ・サムバーグ、サラ役をクリスティン・ミリオティ、謎の老人役をJ・K・シモンズが演じる。マックス・バーバコウが今作で長編監督デビューを果たした。
「パーム・スプリングス」は、2021年春に全国で公開。