名脇役100人で「バイプレイヤーズ」映画化! 第1弾キャスト41人を一挙発表
2020年11月27日 06:00

テレビ東京で人気を博したドラマシリーズ「バイプレイヤーズ」が映画化されることが明らかになった。タイトルは「バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら」で、2021年春に全国で公開。さらに、21年1月の同局ドラマ24枠で完全新作シリーズ「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」が放送されることも発表された。
17年に放送された「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」は、日本映画界を支える遠藤憲一、大杉漣さん、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研の6人が本人役で出演し、大きな話題を呼んだ。翌18年放送の「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は、スケジュールの都合で出演がかなわなかった寺島以外の5人が続投したが、大杉さんが放送期間中の同年2月21日に同作の収録先で倒れ、急性心不全で他界するという事態に、多くの関係者、ファンが悲しみに暮れた。
だからこそ、今回の新プロジェクト始動の内容も規格外なものとなっている。ドラマ、映画ともにテレビ東京史上最も壮大なスケールであると、同局が明言。“元祖”バイプレイヤーズの田口、松重、光石、遠藤をはじめ、主演級キャストから一筋縄ではいかない曲者俳優まで、老若男女合わせて総勢100人以上が出演するという。

今回の舞台は、都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所「バイプレウッド」。同所に各局の連ドラや映画作品が一気に集まったことで起こる大騒動を描く。スタジオ同士の視聴率バトル、若手・中堅・大御所間のぶつかり合い、ほろっとさせる友情と絆の物語など、ドラマも映画も盛りだくさんの内容となっている。ほぼ全員が本人役で出演するからこそ際立つ自虐やパロディもパワーアップしているようだ。
2018年「バイプレイヤーズ」第2弾から3年。様々な出来事を乗り越えて、オジサン達はなんとか重い腰を上げて再集結しました。今回はゴージャスすぎる顔触れの''バイプレイヤーズ・フェスティバル"!これはもう贅沢を超えた空前絶後のミラクル・キャスティングです!逆に、コロナ禍でみんなスケジュールが空いていたから実現出来た!? 大変な時期ですが、この奇跡的な顔触れ&内容のネクスト「バイプレイヤーズ」で、新たな面白さと癒しをお届け出来ればと思います。なにとぞヨロシクお願い致します。
6人で始めた「バイプレイヤーズ」も5人に減り、パート2の途中では悲しいお別れから4人になってしまいました。この、僕らの中では完全に終わっていたコンテンツをプロデューサーの浅野さんが大切に大切に温め続けていました。しかし折も折、コロナ禍で数々の映画が頓挫していく中で、真っ先に消えて然るべきこの企画が不思議と生き残ったのです。しかも浅野さんの卵の温めすぎで、100人のバイプレイヤーの雛がかえりました。登場人物が多いので4分の1の責任が100分の1へ。つまり25%から1%へ。たとえ1%でも全力投球、それがバイプレイヤーだという気概で乗り切りました。若い方から年寄りまでいろんな俳優さんが次々に出てきます。「俳優名鑑」というハンドブック片手にご覧いただければ、好みの役者の名前を覚えて、出演作を辿る。そんな愉しみ方があるかも知れません。
バイプレイヤーズは、漣さん抜きでは考えられません。漣さん抜きでは成立しないと思ってました。でも漣さんなら「俺出ないけど、やってよ研ちゃん」って仰るんじゃないかと思いました。漣さん、バイプレイヤーズを愛していたから。今回、同じ意志を持った、あんな人もこんな人も集いました!
はじめは大杉漣さんのいないバイプレはどうなっちゃうのかなと思いましたが、ものすごい人数の俳優さん達がワイワイガヤガヤ楽しんで参加してくれて、漣さんも笑って見ていてくれているんじゃないかなと言う気がしています。自分の役はフィリピンに憧れて、向こうでデビューしようと奮闘します。大勢の俳優のエネルギーが詰まったにぎやかな作品になっていると思います。どうかみんなの元気をもらって下さい。
むちゃくちゃなことをやっています。僕らもよくわかっています。各所から怒られるような、酒に酔って夢描くような、灰色の現実をねじ伏せてしまうような。役者に感謝を、スタッフに敬意を、現場に愛を。本当にありがとうございます。バイプレイヤーズの最新作です。どうか無事に届きますように。さあ、お祭りをはじめましょう。はりきってどうぞ!
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