「現実主義勇者の王国再建記」21年7月放送 主役に小林裕介、ヒロイン役に水瀬いのり
2020年11月26日 20:00

どぜう丸氏によるファンタジー小説(オーバーラップ刊)をテレビアニメ化する「現実主義勇者の王国再建記」の放送時期が2021年7月に決定し、主人公のソーマ・カズヤ(相馬一也)役を小林裕介、ヒロインのリーシア・エルフリーデン役を水瀬いのりが演じることがわかった。ソーマとリーシアが執務室で作業をする様子を描いた、アニメ版ティザーイラストも公開されている。
小説投稿サイト「小説家になろう」発の原作は、累計100万部を超える人気作。剣と魔法の異世界に勇者として召喚されたソーマが、エルフリーデン王国の国王に内政大改革を提案したことを契機に王位を譲られ、政治・経済などさまざまな分野で困窮する国家を立て直していく。
ソーマ役の小林は「彼(ソーマ)は現代知識を駆使して異世界の人々から支持を得ていきますが、決してカリスマ的な力を持っているわけではありません。足りない知識や能力があれば人に頼るし、自分の立場に荷の重さを感じてしまう時もあります。しかし彼の優しさ、人の良さについてきてくれる民や仲間のために、そして祖父に言われた言葉を胸に彼は国を率いていきます。そんな『すごい』ではなく『優しい』キャラクターにしていきたいです」と役作りについて言及している。
リーシア役の水瀬は「剣と魔法の世界で彼が行ったのは冒険……ではなく、王国大改革! という文字にとても興味をひかれました」と興味をひかれたポイントを紹介し、「リーシアはそんなソーマを支え、時には背中を預けられる存在となれるよう大切に演じていきたいと思います」と意気込みを語っている。
メインスタッフも発表された。監督に「スレイヤーズ」シリーズの渡部高志を迎え、脚本を「D4DJ First Mix」の雑破業と「ゲゲゲの鬼太郎(第6作)」の大野木寛、キャラクターデザインを「のんのんびより」シリーズの大塚舞が担当する。アニメーション制作は「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」シリーズのJ.C.STAFFが行う。
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