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「実りゆく」公開記念舞台挨拶でまんじゅう大帝国、日本エレキテル連合がギャグ披露

2020年10月12日 14:30

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左から中野、橋本、竹内、田中、八木監督
左から中野、橋本、竹内、田中、八木監督
(C)「実りゆく」製作委員会
10月9日より全国公開された「実りゆく」の公開記念舞台挨拶が10日、東京の新宿武蔵野館はオンラインで、吉祥寺オデヲンでは八木順一朗監督、主演を務めたまんじゅう大帝国の竹内一樹と共演の相方・田中永真、日本エレキテル連合の橋本小雪中野聡子が登壇して行われた。

本作は、長野県のりんご農家を舞台に、“母親の死後、笑わなくなった父親を笑顔にしたい”という秘めた想いを持つりんご農家の跡取り息子・実が、父親の願いとりんごに背き、お笑い芸人を目指す姿を描いた青春物語。芸能事務所タイタンのマネージャー八木が企画・脚本・監督した。他に三浦貴大小野真弓鉢嶺杏奈山本學らが共演し、爆笑問題と島田秀平が本人役として特別出演している。また、撮影中の2019年、台風19号が長野県を直撃し豪雨被害に見舞われた経緯から、映画の力で長野の魅力を伝え、復興に導けたらという想いも込められている。

新宿武蔵野館のオンライン舞台挨拶は2回行われ、1回目にはまんじゅう大帝国と八木監督に加え、実の父親役を演じた田中要次が出席。長野県出身の田中は「作品の舞台となった松川町の隣の木曽谷出身です」と挨拶。劇中で父親が、屋根のない軽トラックを運転するシーンが登場するが、同シーンが話題に上がると、田中は「実はグリーンバックで合成しているんですよ」と冗談を言って笑わせつつ、同乗していた竹内から「猛スピードでりんご農園を駆け抜けました。すごくスリリングな撮影でしたね」と打ち明けられると、田中は「軽トラは乗り慣れていて、フィルムの配達とかしていたので、懐かしくて飛ばしました」と振り返った。

2回目には、主題歌を担当したGLIM SPANKYの松尾レミ亀本寛貴が出席。2人は撮影の舞台となった松川町にある松川高校出身で、松尾は「家族は先週長野で行われた舞台挨拶にも行ったみたいですし、すでに3回、映画館で観たと言っていましたね」と明かし、亀本は「父は松川町出身なんですけど、まさにりんご農家なんですよ。お父さんとおばあちゃんとおばさんが映画を観に行ってくれたみたいで、映画自体もすごいよかったし、曲も本当によくて、おばあちゃんは感動して泣いとったって言っていました」とあたたかいエピソードを披露した。

吉祥寺オデヲンでの舞台挨拶で竹内は「せっかく華々しいスタートを切ったので、ここからスター街道まっしぐらで行きたいですね」と目を輝かせたが、田中は「スター街道って何? 勝手に知らない道に行っちゃったよ。大丈夫なのか?」とツッコミを入れた。スクリーンデビューを果たした橋本は「主人公の実を川で叱るシーンがあるのですが、コントをするようにアゴが出そうになってしまい、いつもの変なクセが抜けずに大変でした」と苦労を明かし、女優をやりたいか聞かれると「ダメよー、ダメダメ!」とギャグを披露して会場を沸かせた。スナックのママ役を演じた中野は「私のシーンだけ自由だったので、アソコにピアスがついているという裏設定でやっていました」と打ち明け、「それを踏まえた上でもう一回見てください。(ピアスが)ついていますから」とアピールした。

そして、竹内は事務所のトップに君臨する爆笑問題と共演。同シーンは撮影初日で、初監督の八木監督と、初主演の竹内は緊張して爆笑問題と合流した。田中にマネージャーとして4年間ついていた経験がある八木監督は「我らがタイタンのトップの2人に演技指導をすることはできないなと思っていたので、早めに台本を渡したんですよ。なのに読んでいないということが当日に判明するという衝撃のカウンターパンチから始まったので、これは波乱の幕開けだなと思いました」と振り返りつつも、「ただ、そのおかげでラジオの生々しさが出たので、逆に助けてもらった感じで感謝しかないですね」としみじみ語った。

なお、お笑い芸人の鉄拳が公開を祝って、主人公・実がりんごを手にしながら、お笑い芸人を目指してステージに立っている姿を描いたイラストを寄せている。

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