妻への感謝をつづった感動の実話を映画化「感謝離」主題歌入り予告編が完成
2020年10月1日 06:00

[映画.com ニュース] 亡き妻への思いをつづったエッセイを、尾藤イサオと中尾ミエのダブル主演で映画化した「感謝離 ずっと一緒に」の主題歌入り予告編とポスタービジュアルが公開された。
原作は、朝日新聞に掲載されて反響を呼び、20年3月に単行本化された同名エッセイ。著者の河崎啓一氏(当時89歳)が62年連れ添った妻に向けて思いをつづった同書は、読者の心に深く染み渡り、多くの人びとの共感を呼んだ。映画のタイトルにもなった“感謝離”は、「愛する人が遺していったものに感謝の思いを込めながら整理していくこと」を意味し、河崎氏自身から自然に出てきた言葉だ。

予告編は、ピアノを弾いていた妻の和子が突然、脳梗塞で倒れる場面から始まる。思い出を振り返るかのように、転勤続きで仮住まい生活を続けてきた夫婦が、ようやく手にした“夫婦だけのおうち”で仲良く暮らす姿が映し出される。ソロアーティストの関取花が書き下ろした主題歌「あなたがいるから」が、ふたりの穏やかで幸せな日常を柔らかく包み込む。
「この明るさに、ずっと助けられてきたからね」と、リハビリに励む和子に優しく寄り添う謙三。しかし、“いつかおうちに戻りたい”という和子の願いは叶わなかった。数か月後、妻の居なくなった家で、謙三は妻の遺品をひとつずつ手に取りながら、「ありがとう、さようなら」と感謝の言葉を吹き込んでいく。
「感謝離 ずっと一緒に」は、11月6日から全国で公開。
(C)2020「感謝離 ずっと一緒に」製作委員会 (C)河崎啓一/双葉社
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ