1500もの視覚効果ショットを使用!「ミッドウェイ」迫真のVFXメイキング映像
2020年9月14日 19:00
[映画.com ニュース]「インデペンデンス・デイ」シリーズのローランド・エメリッヒ監督が、20年に及ぶリサーチを経て歴史的海戦を描いた「ミッドウェイ」(公開中)のVFXメイキング映像が披露された。
本作は、未曾有の戦いとなった第2次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦を、日米両軍に敬意を捧げて再現。ウッディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼ら実力派が結集した。
披露された映像は、今から78年前のミッドウェイ海戦をスクリーンによみがえらせた迫真のVFXメイキングを収めている。ミッドウェイ海戦は日米あわせて空母7隻、艦載機493機が投入されたほかに類をみない戦いであり、エメリッヒ監督はこの種の映画としては異例の1500にもおよぶ視覚効果ショットを使用した。
空母エンタープライズへの着艦シーンは、巨大なステージにほぼ原寸大の甲板を製作し、復元された艦上機SBDドーントレスとTBDデヴァステイターをブルースクリーンで撮影した実写映像素材とCG 技術を組合せ、壮大なスケールの映像に仕上げた。「どれも自然に見えなきゃいけない。こういった映画は視覚効果がとても重要だ」とエメリッヒ監督が語るように、並々ならぬこだわりが感じられる。