豊川悦司、山本五十六役のオファーに本音「正直びっくり」
2020年9月11日 21:00

[映画.com ニュース]「インデペンデンス・デイ」シリーズのローランド・エメリッヒ監督がメガホンをとった「ミッドウェイ」の初日イベントが9月11日、都内で行われ、豊川悦司、國村隼が出席した。
本作は、未曾有の戦いとなった第2次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦を再現。全国257館で本日封切られた。
山本五十六を演じた豊川は「ほとんどの日本人が知っているビッグネームでありますし、歴史上の素晴らしい人物だったので、お話をいただいたときは正直びっくりしました」と振り返り、「山本さんとの類似点を自分の中では見いだせていなかった。偉大な大先輩たちが何人も演じてきたので、片っ端から映画を見て、先輩たちがどうやって山本五十六と対峙してきたか見られたことはラッキーでした」と語った。
この日リモートで参加し、劇中では山口多聞を演じた浅野忠信も「嬉しかった」とオファーを受けた心境を明かす一方、南雲忠一を演じた國村は「お2人の話を聞きながらうらやましいなと」と苦笑。「南雲さんは、海戦のなかでもお前があかんやろと言われている人なので、そういう意味では誇らしいという思いはなかったですが、興味をそそる部分があった。なぜあのときにあんな判断を下したのかというのをもとに僕の妄想を広げて演じてみました」と役作りを明かした。
また、作品にちなんで自身のターニングポイントを聞かれた豊川は「大学の演劇部に誘ってもらったことです。それまでこういうことに全く興味がなかったのですが、キャンパスの中を歩いていたらきれいなお姉さんに演劇部に入らないって誘われて、ふらふらついていったらそのまま練習に参加させられて。そのお姉さん目当てに通っているうちに芝居が好きになりました」と告白し、笑いを誘った。
イベントでは共演のパトリック・ウィルソン、エメリッヒ監督からのメッセージ動画も披露され、エメリッヒ監督からは「この作品で目指したのは両軍に敬意を表すること」という思いが語られた。
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