世界初の大相撲ドキュメンタリー「相撲道 サムライを継ぐ者たち」10月公開! 遠藤憲一がナレーションを担当
2020年9月1日 09:00

[映画.com ニュース]世界初となる大相撲のドキュメンタリー映画「相撲道 サムライを継ぐ者たち」が、10月30日から東京・TOHOシネマズ錦糸町、10月31日からポレポレ東中野ほか全国順次公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルと場面写真、遠藤憲一がナレーションを担当した予告編もお披露目された。
1500年以上もの歴史のなかで、日本人の暮らしに深く根付き、国技となった「相撲」。本作では、2018年12月~19年6月の約半年間、境川部屋と高田川部屋(「高」の正式表記はハシゴダカ)の稽古場に密着。想像を絶する朝稽古、驚きの日常生活、親方・仲間たちとの固い絆、本場所での熱き闘いの姿を追いかけるなかで、相撲の魅力を歴史、文化、競技、さまざまな角度から紐解いていく。メガホンをとったのは、「マツコの知らない世界」をはじめ長年テレビの演出家として活躍し、本作で映画監督デビューを果たした坂田栄治。また、コーディネートプロデューサーである相撲漫画家・琴剣淳弥氏は、劇中画を描き、自身も本編に登場している。
「365日、闘う。」というコピーが添えられたビジュアルは、土俵に立つ武隈親方(元大関豪栄道)の姿や、ひとり静かに稽古に励む竜電関、力強く土俵を踏み込むカットなど、強さを追い求め日々鍛練を積み、己を高める多くの力士たちの姿が並ぶ。予告編は「相撲とは一体何だ?」という遠藤の問いかけからスタート。力士や関係者たちが「毎日が交通事故」「相撲はスポーツではない、お相撲さんは武士」「人生を懸けなきゃいけない」と熱を込めて語るインタビューに合わせ、命懸けの相撲を体現する映像が映し出されていく。
坂田監督は「映画完成直後、新型ウイルスにより世界は変わり、大相撲の風景も変わりました。あの数ヶ月間、力士達の激闘と観客の大声援を両国国技館で撮影できたのは偶然の奇跡。大迫力の大相撲の感動と、力士達のドラマを是非劇場で体感してほしいです」と説明。被写体となった武隈親方と竜電関は「若い世代にも、日本の伝統を守っている力士の姿を、劇場で観てほしいです」(武隈親方)、「所作の美しさ、力士の個性溢れる着物姿、武器を持たず自分の身体だけで勝負する、語り尽くせない相撲の魅力を、相撲ファンはじめ、まだ相撲を知らない方や子どもたちに、映画を通じて感じてほしいです」(竜電関)と語っている。
一方、遠藤は「相撲の歴史を学び、親方や仲間たちとの絆に心うたれながらの収録でした。強くなるためにひたむきに稽古する姿、寝る、食べる、すべてが相撲特有の美学として伝わってきます。語りの役として、この素晴らしき大相撲の世界を皆様にお届けできること、大変嬉しい思いです」とコメント。琴剣氏は「大相撲を体験した者としてお薦め出来る映画。相撲界の“伝統”“厳しさ”の映像美そして音響の106分。この映画を見終わったあと、きっとあなたも国技館へ行きたくなっているでしょう」と話している。
「相撲道 サムライを継ぐ者たち」は、10月30日からTOHOシネマズ錦糸町、10月31日からポレポレ東中野ほか全国順次公開。
(C)2020「相撲道 サムライを継ぐ者たち」製作委員会
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