細野晴臣&大橋トリオが参加 柿本ケンサクのリモート短編「+81FILM」無料配信開始
2020年8月19日 18:00

[映画.com ニュース]映像作家・写真家として国際的に活躍する柿本ケンサクが、新型コロナウイルス拡大による自主隔離中に立ち上げたリモート短編映画プロジェクト「+81FILM」の無料配信が始まった。
数々のCMやミュージックビデオを中心に活躍を広げ、2021年には林遣都と小松菜奈のダブル主演で話題の最新監督作「恋する寄生虫」が待機する映像作家・柿本ケンサクが発起人としてスタート。世界各国を旅してきた柿本が、新型コロナウイルスの自主隔離中に各地で知り合った映像作家に安否確認の連絡をとったことがきっかけとなり、“世界を繋ぐ”新たな映像プロジェクト「+81FILM」が始動。チリ、モンゴル、ロンドンの3都市を舞台に3本の短編映画をリモートで制作した。
いずれも新型コロナウイルスが蔓延した世界が舞台となっており、各地のリアルな生活や現状が映し出される。柿本は3本の脚本を執筆し、共同監督という形ですべての作品の制作に参加。現地監督と各地のコロナウイルス流行状況を確認し、幾度もの話し合いを重ねた後に撮影が敢行された。また各話の音楽も柿本ケンサク自ら交渉しプ、ロジェクトに賛同した豪華なアーティストが集結。チリ編には細野晴臣、モンゴル編には半野喜弘、ロンドン編には大橋トリオと日本を代表する音楽家たちが異国の物語に色を添える。
本編は「+81FILM」公式サイト(http://plus81film.com/)と YouTube チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCN9WRQbGmc-upaToUC2SLew)から視聴できる。
咳に苦しむ息子を病院へ連れていくため、猛スピードで車をとばす夫婦。その時、車は数十匹の家畜の群れに思い切り突っ込む。危機一髪でなんとか無事だった夫婦の目に飛び込んできたのは――。
モンゴルの平野で幸せに暮らす一家。ある日、母がひどい咳と高熱に倒れるも村には携帯の電波も届かず医者を呼ぶことすらできない。「スノードロップという花を食べた羊の肉を食べれば病が治る」と祖母に教えられた少年は家畜の羊を
殺すことを決意するが――。
マスクをつけた人々が行き交う街をふらふらと歩く青年。ある日、青年は廃墟でバレエ を踊る少女を見つける。彼女の踊る姿が忘れられない青年は、密かにバレエの練習をはじめる――。
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