GLIM SPANKY新曲が映画「実りゆく」主題歌に決定、予告編もお披露目
2020年8月7日 10:00

[映画.com ニュース] 長野県のりんご農家を舞台に父子の物語を描いた映画「実りゆく」の主題歌に、長野県下伊那郡出身の男女二人組ロックユニットGLIM SPANKYの新曲「By Myself Again」が決定した。
この映画は、堤幸彦監督や大根仁監督を擁するオフィスクレッシェンドが主催する「MI-CAN 未完成映画予告編映画大賞」(https://mi-can.com/)の第3回大会(2018年)に出品した予告編「実りゆく長野」から生まれた。惜しくもグランプリは逃したものの、“堤幸彦賞”と“MI-CAN男優賞”を受賞したことで本編を望む声が高まり、主演×監督の再タッグで本編撮影を長野県で行い、タイトルを「実りゆく」に改めて完成した。
芸能事務所タイタンのマネージャー八木順一朗が企画・監督し、若手漫才コンビ・まんじゅう大帝国の竹内一希が主演。共演には田中要次に加え、まんじゅう大帝国の田中永真、日本エレキテル連合の橋本小雪、さらに三浦貴大、小野真弓、鉢嶺杏奈、山本學らが集結し、島田秀平や爆笑問題が本人役として特別出演している。
GLIM SPANKYは、ハスキーでオンリーワンな松尾レミの歌声と、ブルージーで情感深く鳴らす亀本寛貴のギターが特徴。2007年に結成、14年にメジャーデビューし、18年に日本武道館でワンマンライブを開催。同年、「FUJI ROCK FESTIVAL」GREEN STAGE出演した。そして、ドラマや映画、アニメなどの主題歌を多数手掛け、最近ではももいろクローバーZや上白石萌音への楽曲提供も行なっている。新曲「By Myself Again」は、青空に届きそうな澄んだ歌声が心地よい楽曲だ。
松尾は「新しい目標を追う為に、家族や友達に別れを告げたり、新しい自分になろうとしたり、そんな日々の葛藤や愛情や切なさを暖かくフォーキーなサウンドに乗せて曲を作りました。色々な人に色々な捉え方で届けばいいなと思います。映画にもぴったりの曲が完成しました。ぜひ沢山聴いてください」、亀本は「地元の風景をイメージしながら作ったらカントリー調の曲になりました。素朴で温かみのあるサウンドから僕らの地元の空気を感じていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
また今回同時に予告編(https://youtu.be/Cm-Hmw6S0no)も初公開。本作は、撮影中の2019年、台風19号が長野県を直撃した豪雨被害に見舞われた経緯から、映画の力で長野の魅力を伝え復興に導けたらという思いも込められている。
なお、9月11日までMotionGalleryでクラウドファンディングを実施中(https://motion-gallery.net/projects/minoriyuku)。映画のエンドロールへの名前記載や、爆笑問題の太田光が執筆した映画タイトル入りの特製手ぬぐい、映画内で登場する御朱印、そしてGLIM SPANKYサイン入りポスターなどのリターンが用意されている。
10月2日より長野県で先行公開、10月9日より新宿武蔵野館ほかで全国順次公開。
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