舞台「刀剣乱舞」夏新作公演は新形態の“科白劇”で上演 歴史上の人物役に早乙女じょうじ、山浦徹ほか
2020年6月8日 06:00
[映画.com ニュース] 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「舞台『刀剣乱舞』」シリーズの2020年夏新作公演「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」が、新形態で上演されることが決定した。タイトルを「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶」(「綺伝 いくさ世の徒花」に取り消し線)と改めての公演となる。また、歴史上の人物を演じるキャストも発表された。
「改変 いくさ世の徒花の記憶」は、舞台上でのソーシャルディスタンスを保ち、客席やロビーなどでも感染予防対策を徹底しての開催となる。7月16日~8月2日に東京・品川プリンスホテルステラボールで昼夜合計31公演、8月4~9日に東京・日本青年館ホールで昼夜合計7公演を行う。チケット価格は9000円。「維伝朧の志士たち」のブルーレイ&DVDの初回限定版の購入者、「刀ステファンサイト」の会員を対象とした先行販売が6月4~8日に行われる。オフィシャル先行、プレリクエスト先行、LEncore先行は6月18~22日に受け付け、7月4日から一般販売がスタートする。
歴史上の人物を演じるキャストは、大友宗麟役を三浦浩一、高山右近役を黒川恭佑、小西行長役を堀田勝、大村純忠役を石原正一、有馬晴信役を船木政秀が担当。細川忠興役の早乙女じょうじが「義伝 暁の独眼竜」、黒田孝高(黒田官兵衛)役の山浦徹が「ジョ伝 三つら星刀語り」から続投となる。
また、歌仙兼定役の和田琢、磨山姥切長義役の梅津瑞樹ら、「綺伝 いくさ世の徒花」に出演予定だった刀剣男士のキャスト続投が決定。8振りの刀剣男士たちの姿を写したメインビジュアルも公開されている。
なお、当初公演を予定していた「綺伝 いくさ世の徒花」は、事態収束後に改めて開催を検討するという。
2016年にスタートした舞台「刀剣乱舞」シリーズは、日本古来の刀剣に宿る付喪神(つくもがみ)である刀剣男士たちが、歴史の改変をもくろむ“歴史修正主義者”と戦いを繰り広げる、人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」が原作。19年11月22日~20年1月18日に第8作「維伝 朧の志士たち」が上演され、20年夏新作公演の上演決定が今年1月に発表されていた。
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