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写真家・森山大道のドキュメンタリー「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい」ポスター公開

2020年5月16日 06:00

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日本を代表する写真家・森山大道の仕事に密着
日本を代表する写真家・森山大道の仕事に密着
(c)『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』フィルムパートナーズ

[映画.com ニュース]デビューから50年余、81歳にして今もなお現役の写真家として活躍する森山大道氏を追ったドキュメンタリー「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道」のポスターが公開された。なお、7月を予定していた本作の公開は、新型コロナウィルスの影響に伴い2021年春に延期される。

“ストリートスナップの帝王”、世界的ファッションブランドからコラボを求められる“スタイリッシュな巨匠”、若い世代からも絶大な支持を集める“写真界最大のスーパースター”と様々な顔を持ちながらも、その撮影手法や普段の生活などは謎に包まれていた巨匠。2019年には写真界のノーベル賞とも言われる「ハッセルブラッド国際写真賞」を受賞し、世界で最も人気のある日本人写真家のひとりとして知られる森山氏の写真の魅力に迫るため、岩間玄監督が、1968年に出版され、幻の作品集として半ば伝説となっていた森山のデビュー写真集「にっぽん劇場写真帖」を復刊するプロジェクトに密着する。

映画はカメラを構える森山氏だけでなく、造本家や編集者とやりとりする姿も見ることができ、まるで一冊の本が誕生する現場に立ち会っているような感覚となる作品に仕上がっている。

このほど公開されたポスタービジュアルは、本作にも出演しており、森山氏と縁の深い造本家・町口覚(まちぐち・さとし)氏が手がけた。眩い光の中でカメラを構える森山と、極端な陰影が強烈な印象をもたらす森山の代表作「三沢の犬」。撮るものと撮られるものとが対峙するダイナミックなレイアウトと共に、多彩なフォントを用いたアクロバティックな文字組で構成されたデザインだ。

過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道」は、2021年春、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。

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