需要増で株価急上昇のNetflix、メリッサ・マッカーシー主演作を2000万ドルで獲得
2020年5月13日 20:30

[映画.com ニュース] 「ヴィンセントが教えてくれたこと」「ドリーム」のセオドア・メルフィが監督、メリッサ・マッカーシーが主演を務める新作「The Starling(原題)」を、Netflixが獲得した。
米Deadlineによれば、脚本と4分間のプロモーション映像が公開されたオークションの結果、Netflixが約2000万ドルで世界配信権を奪取したという。脚本家マット・ハリスが執筆しブラックリスト(製作前の優秀脚本リスト)に選出された「The Starling(原題)」は、マッカーシーとクリス・オダウドが悲劇を乗り越え絆を取り戻そうとする夫婦を演じる。
夫ジャック(オダウド)が悲しみと向き合おうとする一方で、妻リリー(マッカーシー)は自宅の庭の手入れに精を出していたところ、近所に巣をもつ大きなムクドリに攻撃されるようになり、獣医のところへ。すると、かつて精神科医だったが人間に嫌気がさし獣医に転向したラリーは、リリーの相談に独自の解決策を伝えるのだった、というストーリー。マッカーシーとオダウドが共演した「ヴィンセントが教えてくれたこと」に似たコメディタッチの心温まる寓話的作品で、ケビン・クラインが獣医ラリー役を演じ、ほかにティモシー・オリファントが出演する。
Netflixは新型コロナウイルスの感染拡大により需要が増え、株価が急上昇している。映画やドラマの撮影が中断している今、Netflixは年末にかけて配信するための新作を確保するのが重要課題で、「The Starling(原題)」はすでに撮影が終了しポストプロダクション中であることから、白羽の矢が立ったようだ。Netflixは賞レースを視野に入れた時期に本作を配信すると見られている。

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